保谷庁舎敷地が一時開放 緑の原っぱ広がる
西東京市中町1丁目の保谷庁舎跡地が整備されて緑の広場となり、9月23日から一時開放された。自転車やバイクの乗り入れ、ペットやボール遊びなどは原則禁止。市は「憩いの空間として利用してほしい」と呼び掛けている。統合庁舎問題が絡むため、この広場がいつまで利用できるかは決まっていないという。
広場は約4000㎡あり、従来から利用されてきた市民広場(約1200㎡)とつながって、広々した原っぱになった。周辺にベンチが5つ。隣接する小中学校3校の子どもたちの声を聞き、ゆっくり休める、緑がある、ベンチがほしいなどの意見を取り入れて今春から芝生やクローバーなどを植えて準備。今週始めからは育った芝生などを刈り込んで整備した。
開放初日の23日午前中は雨。午後2時過ぎに現地に着いたら、写真を撮ったりする人たちがちらほら。近くの実家に来たので寄ったという練馬区在住の女性は「夫が子どもと一緒に(広場の)中にいます。楽しそう。緑が気持ちいいですね」と言う。
池澤隆史市長も姿を見せ、「市民広場には保育園の子どもたちもよく来ている。新しい緑の広場ができたので、お天気がよければこちらにも来て遊べますね。市民のみなさんにも楽しんで利用してほしい」と話した。
利用時間は 4月 ~ 9月が 午前8時30分から午後6時まで。10月 ~ 3月は 午前8時30分から午後5時まで。北側の市民広場は従来通り、午前8時30分から午後10時まで利用できる。
(北嶋孝)(写真は筆者撮影)
【関連情報】
・保谷庁舎跡地を一時開放しています(西東京市Web)
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