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ひばり祭が第28回で閉幕 フィナーレに「名残の雨」

By in 楽しむ on 2016年8月5日
ひばり祭のポスター

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 西武池袋線ひばりヶ丘駅南口で8月3日(水)、第28回ひばり祭が開かれた。1989年(平成元年)から実施されてきたお祭も今年が最後。会場の西友ひばりヶ丘店駐車場には浴衣姿の子どもたちや親子連れが目立ち、夜には勤め帰りと見られるワイシャツ姿の男性の姿も。見納めとなる祭のひとときを楽しんでいた。

 日射しの強い午後2時半にスタート。西東京市生まれのゆるキャラ「エクラアニマル」のパフォーマンスや夏休み中の小中学生を対象にしたジャンケンゲーム、キッズダンスやフラダンス、保谷和太鼓で盛り上がったあと、初回から行われているという阿波おどりが夜の締めくくりに登場した。

 駐車場は西東京市の姉妹都市、福島県下郷町の物産市や、協賛企業のテントと幟が立ち並び、子どもも大人も食べたり飲んだり踊ったり。平日の午後から夜まで大勢の人たちで賑わった。

 

 

 最後に挨拶に立った菅野ひばり祭実行委員長は「ひばり祭は今年が最後です。事情があって続けるのが難しくなりました。すぐにとはいきませんが、この地でみんなが楽しめる機会をまた求めたいと思います。長い間、ありがとうございました」と声を挙げた。

 実行委員会のテントに、祭が最後になる理由を聞きに行った。「話したくないよなあ」「ちょっと寂しいからね」。「六商協議会」の半纏を着た人たちが顔を見合わせる。やがてポツポツ話してくれた言葉をまとめると、もともと近隣の商店組合六団体が西友ひばりヶ丘店やひばりが丘PARCOらと一緒に祭を盛り上げていた。しかし活動停止になったり抜けたりする商店組合があり、実行委員会に残るのは谷戸商店街協同組合だけになって、継続が難しくなったという。

 夜も更け、祭は最高潮。「最後は、みなさんで踊りましょう」という菅野委員長の言葉を切っ掛けに、阿波おどりの踊り手たちとお祭に来た市民らが「乱舞」してフィナーレを迎えた。夜9時前、にわかに小雨がぱらつき始めた。最後のひばり祭を惜しむような「名残の雨」だろうか。踊り終えた人たちは三々五々会場を後にした。
(北嶋孝)

 

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