「手ぶらバーベキュー」始まる 西東京いこいの森公園

投稿者: カテゴリー: 暮らし環境・災害 オン 2016年5月1日

 西東京いこいの森公園で[2016年]4月30日(土)から、「手ぶらバーベキュー」が始まった。食材や飲み物を持ち込めば、テーブルやイス、炭や網などを有料で一括貸し出してくれる。機材持ち込みなら無料の従来方式も併存。利用者の都合に合わせて楽しめるようになった。「手ぶら」の初日は9組が利用。晴天にも恵まれ、上々の滑り出しとなった。

 これまで公園にあった機材持込エリアの無料10面はそのまま。あらたに機材レンタルするのは、その隣に広がる「原っぱ広場」の一帯。簡易調理台やゴミ箱などの設備があり、炭や焼き網、アルミプレート、調味料なども用意する。機材持込エリアと違って、食べたゴミは持ち帰り不要。飲んで食べて、ゆっくりおしゃべりが楽しめる。その代わり大人1人1000円。小学生以上500円。テーブルコンロ1卓にイス4脚が基本。日よけ雨よけ用のタープなどは別料金。申し込みは1部(9:30~12:30)2部(13:30~16:30)の予約制となっている。

 

新たに始まった「手ぶらバーベキュー」サービス(いこいの森公園)

新たに始まった「手ぶらバーベキュー」のエリア(いこいの森公園)

 

 初日のせいか30日午前の部は2組だけだった。しかし午後の部は7組。男女2人だけのテーブルや、3世代の家族が集まるところもある。小さな子どもたちが楽しそうなテーブルに寄ってみる-。

 「最初は機材持ち込みで来ようと思っていたら、予約サイトに機材レンタルができると出ていたので申し込みました」と崎田実さんと妻の望さん。「子供にいろんなことを体験させたかった」と言う。妻同士のつながりで家族ぐるみ交際するようになった三浦渉さんと紗弥香さん夫妻も思いは同じ。「炭まで用意してくれて大人1000円ですから助かります。バーベキューやりたいね、と話していたんです」。それぞれ30代、子供2人の家族が青空の下、宴を楽しんでいた。

 ゴールデンウィーク期間中の8日までは毎日。夏休み((7月18日~8月31日)も実施。それ以外は11月27日までの土日祝日に利用できる。予約やサービスの詳細は、バーベキュー事業を担当する株式会社デジサーフの予約ページ(http://digiq.jp/ikoi/)へ。5月1日現在、8日まで予約可能となっている。デジサーフの現場スタッフによると、3日と5日は予約が多く、両日とも100人を超える利用者が見込まれるという。

 いこいの森公園は4月から指定管理制になった。運営に当たる西東京の公園・西武パートナーズは新しいメニューを用意。手ぶらバーベキューはその第1弾になる。所長の松田佳子さんは「火を使ったりするので安全面を第一にしてほしいと(バーベキュー事業を実施する)業者さんにお願いしています。夏休みはバーベキューを毎日実施するほか、ビアガーデンも開く予定です」と話している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・いこいの森とその周辺の49公園(西東京の公園・西武パートナーズ
・西東京いこいの森公園 BBQサービス(予約受付)(デジサーフ

 

 

北嶋孝
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「手ぶらバーベキュー」始まる 西東京いこいの森公園」への1件のフィードバック

  1. 1

    最終段落を追加し、語句の不備を補うなど、文を整備しました。(編集部、5月3日)

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