合築複合化基本プラン案は9月末までに

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2016年6月9日
老朽化の進む西東京市民会館

老朽化が懸念される西東京市民会館

 西東京市の市民会館、中央図書館、田無公民館の3館合築複合化問題で、丸山浩一市長は6月7日、「今年度上半期を目途に、基本プラン案の取りまとめに向け庁内で検討する」と述べ、9月末までに計画案提示の意向を明らかにした。市議会の一般質問で、森てるお議員(無所属)に答えた。

 丸山市長は市民への情報提供や意見聴取について「基本プラン案が一定程度まとまった段階で、市民や施設利用者への説明会を開き、パブリックコメント(意見公募)を実施する」と話した。

 3館利用代表らがつくる「合築複合化基本プラン策定懇談会」が今年2月にまとめた「提言」を受けて、4月に庁内に合築複合化基本プラン検討部会を設置。これまで3回の会合で「提言」内容などを振り返り、今後は複合施設の機能などを検討する。

 「提言」は4案併記となり、基本プランを一本化できなかった。しかも「3館合築複合化は、基本理念としては理解できるものの、現在の市民会館の敷地に現行の市民会館、中央図書館、田無公民館の3館を合築することには基本的には無理がある」との「付帯意見」もあって、昨年度中のプラン提示は見送られていた。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・西東京市合築複合化基本プラン策定に向けた提言(PDF:2,104KB
・西東京市議会本会議録画映像(西東京市Web

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