東村山市野口町にある北山公園菖蒲苑のハナショウブが見ごろと聞いて行って来た。菖蒲苑内の菖蒲田約6,300㎡には約600種、約10万本のハナショウブが今を盛りと咲き競っていた。一部はトトロの森で知られる狭山丘陵(八国山緑地)が借景となり、落ち着いた雰囲気を醸し出している。
1962(昭和37)年12月、「東久留米団地」(2280戸、現在「グリーンヒルズ東久留米」)の入居が始まった。50年代末から西武線沿線には次々に団地が建設されていた。当時の久留米町にとっては、59年に入居を開始した「ひばりが丘団地」に続いて2番目となる日本住宅公団(現都市再生機構)による団地の建設となった。この建設地には、戦前から戦後にわたる日米の軍事施設をめぐる歴史が刻まれていることはあまり知られていない。
西東京市の田無神社が刊行した御遷座三五〇年大祭記念誌の出版記念講演会が5月27日、田無町のコール田無イベントルームで開催された。関係者ら約70人が出席し、記念誌への寄稿者3人による講演が行われた。田無神社の賀陽(かや)智之宮司は「10年以内に記念誌の第2弾を刊行したい」とも話した。
ケーブルテレビや電話、ネットなどのサービスを提供しているJ:COM 西東京(東久留米市前沢3丁目、中山純也局長)は6月2日、災害発生時に人員や車両などを提供する協定を北多摩エリアの5市と締結したと発表した。昨年10月の東村山市を皮切りに、西東京市(同年12月)、小平市(同12月)、東久留米市(23年5月)、残った清瀬市とは6月1日に協定を締結した。
清瀬市は6月1日、物価高騰の影響を受ける低所得の子育て世帯などを対象に、児童1人当たり5万円の「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給した際、一部の世帯で二重に給付される事故が生じた、と発表した。誤給付となったのは30世帯の児童47人分、計235万円。市は誤給付分の返納をお願いするとしている。
27回目を迎える東久留米市環境フェスティバルが6月10,11日の両日、市役所を会場に4年ぶりに開かれる。主催するのは東久留米市環境フェスティバル実行委員会(志藤美和委員長)と東久留米市。
西東京市は長引く物価高騰対策として市民を対象にした電子商品券方式のプレミアム応援カードを販売し、特に若者らに手厚いプレミアムを付与する。高齢者には1枚5000円の応援カードを配布。さらに1人5万円の学生特別給付を今年も続けるほか、国の事業で対象にならない子育て世帯の児童に市が独自で給付する。0歳~18歳対象が目に付く国の制度と併せ、19歳を超える若者世代や高齢者まで、制度の隙間をなくし、切れ目のない生活支援を目指す一般会計補正予算案(第3号)を、6月2日から始まる同市議会第2回定例会に提出する。池澤隆史市長が5月29日の記者会見で明らかにした。
わが家のグミの木が今年もたわわに実をつけた。5年前に鉢植えを買って庭の片隅に植えていたのが、2階の屋根の高さまで育った。
1962(昭和37)年、保谷町(現西東京市)にあった「民族学博物館」が閉館した。生活の中に息づく民具の紹介と研究を夢見た学者たちが私財を投じて1939(昭和14)年に開館。野外で民家などを展示する日本初の博物館だった。時を経て地元でもほとんど忘れ去られつつあったが、近年、その業績と軌跡を記録し、後世に伝える市民活動が展開している。
広々としたはらっぱで1日を楽しく過ごそう――。親子で造形ワークショップや土遊びを楽しめるイベント「はらっぱワンデイトリップ」が5月28日、都立小金井公園のつつじ山広場で開かれた。晴れた日の日曜日、小金井公園はコロナ前の活気を完全に取り戻し、家族連れでにぎわった。
練馬区立中里郷土の森(練馬区大泉町1丁目)で6月16日から7月9日まで、ホタル観察会が開かれる。区内で姿を消したヘイケボタルがこの期間、闇夜に光る姿になって現れる。「ホタルと人の歴史」をテーマにしたパネルも展示され、解説員とともに小川や水辺で育つホタルの生態を学ぶことができる。申し込みの締め切りは5月31日(水)。
西東京市の池澤隆史市長は5月24日に開かれた市議会の全員協議会で、新たな統合庁舎を2048年度(令和30年度)を目途に実現する、と表明した。今から25年後になる。6月に市民の意見を聞くパブリックコメントを実施、7月に正式決定を予定している。2年前に市長になって以降、それまでの統合方針の見直しを進め、今回初めて統合時期を表明した。(写真は田無庁舎。右の建物は第二庁舎)
1950年代後半から60年代前半にかけて文部省が強行した教員の「勤務評定制度」(勤評)と「全国中学校一斉学力調査」(学テ)は「教育行政の中央集権化」として全国で激しい反対運動が巻き起こった。戦後早くに革新町長を生んだ保谷町(現西東京市)は激しい抵抗の末に勤評を見送り、1962(昭和37)年には学テを実施しない全国唯一の町となり注目を集めた。隣の田無町(現西東京市)でも同年、町政史上初の革新町長が誕生した。60年代後半から全国で革新自治体が相次ぎ誕生するブームに先駆けた町政の転換だった。以後両町では長く革新町政・市政が続き、立ち遅れたインフラ整備を進めていった。
小平市は5月22日、計画策定や条例制定の市民意見公募手続き(パブリックコメント)で市ホームページに寄せられた意見の把握に漏れがあったと発表した。確認ができた2018年度以降、意見を公募した案件で計23件の把握漏れがあった。
わが家のニッコウキスゲが咲き始めた。開花したのは5月15日。春が暖かかったせいか例年より10日以上も早い。