4年ぶりに「第3回むさとくフェスティバル」 武蔵野徳州会病院が住民と交流イベント
西東京市向台町の武蔵野徳州会病院(桶川隆嗣院長)が6月4日、コロナ禍で控えていた第3回「むさとくフェスティバル」を4年ぶりに開く。「あなたのまちのホスピタル」をスローガンに、桶川院長らの医療講演を始め、医師、看護師、臨床検査技師らによる体験コーナーを設けるほか、近隣の社会福祉法人や市民団体などが出店を設けるなど、病院総出で地域住民らと交流するイベントとなる。
武蔵野徳州会病院は2015年6月に開院。フェスティバルは2018年と19年に開いた。近隣から約2000人~3000人が集まって混雑する状況も考慮し、コロナ感染が広がった20年から中止が続いていた。今年は感染が落ち着いてきた状況を踏まえて3月に開催を決定。実行委員を中心に準備を進めてきた。
当日午前10時の開会式は、近くの田無四中学校吹奏楽部の演奏で始まる。入口のエントランスステージの医療講演は、小児科の澤佳世医長、糖尿病内科の伊藤紗智子医師と続き、桶川院長は「お父さんの健康を考える」のテーマで、夜間頻尿、前立腺肥大症、前立腺がんの最新治療などを語る予定。ほかにマジックショーや上石神井琉球エイサー会のエイサーも披露される。
待合室などのスペースを利用した「院内ひろば」には松葉杖体験コーナーや手術着を身に着けて臨む「手術体験コーナー」や、薬局・薬剤師らの「虫よけスプレーづくり」も人気があるという。
北側の駐車場スペースに設ける「院外ひろば」では消防車の展示のほか、市民団体の焼きそば、綿あめ、かき氷などの出店が並ぶ。社会福祉法人の小物やアクセサリーの販売も予定され、これまで来場者が多かったスペースでもある。
(北嶋孝)
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