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市民会館条例廃止、職員給与改定条例など可決 仮庁舎見直しなどの陳情不採択 西東京市議会第4回定例会終わる

By in 市政・議会 on 2018年12月6日

勇退の挨拶に立つ浅野高司氏(自民)

 西東京市議会第4回定例会が12月5日に開かれ、市民会館条例を廃止する条例案を賛成多数で可決し、期末手当などを引き上げる職員給与条例改正案とそれに伴う一般会計補正予算案は全会一致で可決した。

 このほか電柱などの道路占有料を値上げする条例改正案を全会一致で可決。下水道事業に地方公営企業法の規定を適用する下水道事業の設置に関する条例は賛成多数で可決した。

 障害者の「移動支援」サービスの内容改善の陳情は全会一致で可決した。しかし継続審議されてきた田無庁舎の中庭に建設する仮庁舎の見直しや保谷庁舎の耐震診断を行うなどの陳情4件は、いずれも賛成少数で不採択となった。

 毎年減り続ける市内の農地を守り、みどりを確保するために提出された「みどり基金」拡充制度を求める陳情も、賛成少数で不採択となった。

 

「健康上の理由で辞する決意」と話す森住孝明氏(共産)

 

 議会終了後の12月23日に市議会選挙が予定されいる。今期限りで勇退する議員2人が壇上に立ち、最後の挨拶を述べた。

 森住孝明氏(共産)は前回、最年少の28歳で当選した。それから4年は「あっという間だった」。「健康上の理由で辞する決意を固めた」と続け、「初めての定例会の関連質問で足の震えをこらえながら、若者支援や買い物弱者支援を訴えた」と振り返った。最後に市職員や同僚議員らにお礼を述べたうえで「この間、市民を主人公にした市政を作り上げることが大切と学んだ。これからは健康回復に努め、西東京市が市民の暮らしと命を守る20万都市として力を発揮できるよう、一市民としてお役に立ちたい」と話した。

 

身振り手振り、表情豊かに、長い議員生活のエピソードが続く

 

 浅野高司氏(自民)は今年73歳。33歳で旧保谷市議に初当選してから「市議36年、政治生活40年」と言う最古参議員。起伏と曲折のあるエピソードをユーモラスに語り、議場を沸かせた。

 保谷こもれびホール建設の際、過大と見た要求に大なたを振るった。スポーツセンター建設の折りは、工事の遅れに気付いて多額の遅延金を確保した。旧保谷市議会は、いま一般的になっている市職員による議員からの聞き取り調査、いわゆる事前の質問取りと答弁調整はなかった。「議員も市職員も、市の例規集と地方自治法など(法律集)を持ち込んで一本勝負だった」という。

 忘れられない出来事がある。3回目の選挙でただ1度、落選した。「そのとき学校の先生が、皆の前で息子に『おまえのおやじは落ちた』と言った」。その後子どもが「いじめに遭った」とも言う。「政治家の子どもは大変。みなさんも気を付けて」と訴えると議場はしばし鎮まった。

 「口が悪い」と言われるゆえんを、身振り手振りの奔放な口調で語る。「与党」会派ながら、時に市の方針に反旗を翻す。それでも「憎めない」と言われる。最後に「市長はじめ、職員のみなさん、西東京市のために頑張ってください。議員のみなさんも選挙が終わったらまたここで、活躍してくれることを願っています」と述べて別れの挨拶をしめくくった。

 

議員に感謝の言葉を述べる丸山浩一市長

 

 続いて、丸山浩一市長が発言を求めた。「議員のみなさんの任期最後の定例会の閉会にあたり、私も一言ご挨拶したい」と口火を切り、4年間の議員の活動に敬意を表した。その上で、勇退する2人に感謝し、「特に浅野氏は36年の議員生活を通じて、市政発展に尽くされた」とねぎらいの言葉を贈った。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・付議案件・結果(平成30年第4回定例会)(西東京市議会
・西東京市議会インターネット中継(西東京市議会

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One thought on “市民会館条例廃止、職員給与改定条例など可決 仮庁舎見直しなどの陳情不採択 西東京市議会第4回定例会終わる

  1. ごんどう しげ
    1

    浅野さん、ご苦労様でございました!こもれびホール建設の際は、大変お世話になりました!市民会館建設特別委員会での、議員さんたちの、あ〜でもない、こ〜でもないの議論に、イライラして傍聴したのを懐かしく思い出します。大晦日の天神社の甘酒サービスは、続けてください!

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