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田無工業高校生受賞 ものづくりで夢を追う

By in 子育て・教育, 学ぶ on 2017年3月22日

番組に出演する菊池恭輔君(左)と難波玲夢さん(右)

 2016年度高校生ものづくりコンテスト全国大会(測量部門)で準優勝した東京都立田無工業高等学校チーム(西東京市向台町1丁目)のひとり、都市工学科3年生の菊池恭輔君(18)と、東京都建設系高校生作品コンペティション2016で最優秀賞を受賞した、同校建築科3年生の難波玲夢さん(18)が3月18日(土)、西東京市芝久保町のFM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演した。

 田無工業高校は、機械、建築、都市工学の分野で、実践力ある技術者を育成しており、高い評価を得ている。

 同コンテストは、全国の工業系の高校生が出場する「ものづくり甲子園」と呼ばれる。測量部門は、1チーム3人で、制限時間内に校庭に描いた総延長150mの5角形の距離や角度を測り、データ計算を行い、正確さと時間の速さなどを競う。

 菊池君は、「全国大会で準優勝できるとは思わなかった。毎朝7時から、野球部が練習を始める前まで、測量の訓練をがんばった成果かな」と話した。

ものづくりコンテスト測量部門(都立田無工業高校提供)

難波さんの作品「母への贈り物」(都立田無工業高校提供)

 

 同コンペティションは、都内の建設系高校で学ぶ生徒が参加する大会で、今回全9校から、7部門合計138点の作品が出展された。

 工芸部門に応募した難波さんの作品は「母への贈り物」。応募したクリスマスシーズンに合わせ、ツリーをイメージした作品。「洋裁が趣味の母へ、ミシン糸を整理するのに役立つものを作りたかった」と難波さん。学校にあった廃材で約1年かけて作成。土台は壊れた椅子の座面を使ったという。

 測量やものづくりの面白さをパーソナリティに問われると、菊池君は、「測量は0.001mを競う世界なので、誤差がひとつも出ないときは『きたーっ!』と思う」と笑った。

 難波さんは、「ちゃんと作りあげたら喜んでくれる人がいるかなあ、と思いながら設計しているときが楽しい」と笑顔を見せた。

将来について菊池君は、「就職先の会社は仙台で復興関連の取り組みをしているので、自分の力を生かしていきたい」ときっぱりと言い切った。

 難波さんは、「将来は、自分が住んでみたい家を設計するのが夢なので、高校で学んだことを専門学校でさらに深めて、生かしていきたい」と答えた。

 一緒に出演した同校の糸永洋次郎先生は、「授業で行ういろんな技術体験の中で、生徒たちが得意なことを見つけて頑張っている姿を見ると誇らしい。みんなに夢を勝ち取ってもらいたい」と話していた。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・東京都建設系高校生作品コンペティション2016に出展・入賞しました!(東京都立田無工業高校
・平成28年度 高校生ものづくりコンテスト全国大会(測量部門)で、田無工チームが準優勝!(東京都立田無工業高校

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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