Print This Post Print This Post

子ども記者がアスリートたちを取材 五輪に向け「小平こども新聞」発行

By in 子育て・教育, スポーツ・運動 on 2018年12月23日

小平市役所1階ロビーには新聞のパネルが展示されている

 子どもたちがアスリートたちを取材して記事を書いた「オリンピック・パラリンピック小平こども新聞」が発行され、小平市内の小・中学校や公民館、図書館などに配布された。2020年に開催される東京五輪の動きを子どもの目を通して地域に広めようと、小平市の若手職員たちが企画した。

 公募に応じた市内の小学生16人が、まず私立錦城高校(小平市大沼町)の新聞委員会メンバーに取材のコツや写真の撮り方などを教わった。3つの取材班に分かれて7月から8月にかけて各現場に出かけて取材したうえ記事にまとめた。11月15日発行の新聞はA4で4ページ。記事には総ルビが振られ、モノクロの写真やイラストが付いている。

「小平こども新聞」の一面(クリックで拡大)

 一面に掲載されたのは、障がい者卓球の佐藤泰巳ひろみ選手(小平在住)の記事。日本代表として数々の国際大会に出場してきた佐藤選手が卓球を始めた動機、日々のトレーニング内容、障がい者卓球のルールなどを伝え、記者が佐藤選手と試合した感想をつづっている。

 別の取材班は、五輪に向けた文化振興の一環として小平市民文化会館(ルネこだいら)で開かれたワークショップ「平櫛田中彫刻美術館の彫刻道場」に出向いた。武蔵野美術大学彫刻学科の長谷川葉平さんの彫刻創作をめぐるエピソードとともに、実際にノコギリやノミを使った記者の木彫体験記を載せた。

パネル展で新聞作成プロセスも紹介した(クリックで拡大)

 Jリーグ「FC東京」の東慶悟選手へのインタビュー記事では、2012年のロンドン五輪でU-23サッカー日本代表として出場した体験談、サッカーに込める思い、FC東京の魅力を聞き出している。

 「編集後記」では、指導した新聞委員会メンバーが「小学生自身が純粋に思ったことを取材対象にぶつけているのを見て、取材の本来あるべき姿を感じました」とのコメントを寄せ、子ども記者は「新聞のくふうがわかってたのしかったよ!」といった感想を一人ひとり記している。

 子どもたちは12月27日に小林正則・小平市長に新聞完成を報告。市役所1階ロビーでは28日まで新聞のパネル展を開催している。
(片岡義博)

 

【関連サイト】
・「オリンピック・パラリンピック小平こども新聞 パネル展」(小平市

 

【筆者略歴】
 片岡義博(かたおか・よしひろ)
 1962年生まれ。共同通信社記者から2007年フリーに。小平市在住。嘉悦大学非常勤講師(現代社会とメディア)。

 

(Visited 77 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA