「一緒に楽しもう! ちびっ子から大人まで」 東伏見で第8回にこにこ地域祭り

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2019年8月6日
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会場前の広場にテントが並び、親子連れで大にぎわい

 西東京市内の各地域で開かれる夏まつり。「にこにこ地域祭り」は、東伏見地区の人たちが楽しみにしている夏のイベントです。市民レポーターの青山恭彦さんが祭りの模様を報告します。文と写真から、楽しくて賑やかな雰囲気が伝わってきます。(編集部)

 毎年、夏休みの恒例となった「にこにこ地域祭り」が8月4日、東伏見コミュニティセンターで開催され、親子連れや子供同士が連れ立ってやって来て賑やかなイベントであった。第8回目となる今年は昨年よりも若返った実行委員会により、地域のつながり作りを目的に「一緒に楽しもう! ちびっ子から大人まで」を掲げて新企画が盛り込まれた。

 

柳沢中学PTA コーラス ハーモニーあい

子どもも大人も夢中の射的

 

 午前10時に篠宮武男さん(実行委員会副委員長)の開会挨拶で始まり、午後2時の和田克己さん(伏見通り商店会)の閉会の挨拶で終わるまで、まさに地域の子どもと大人が一堂に会し、暑さを忘れる楽しい一日だった。

 東伏見コミセンの館内では、1階イベントコーナーで柳沢中学校PTAと老人会かなめ会によるコーラス、東伏見のコミュニティ・カフェ「仙人の家」で行われている岡内淳子さんのピアノと有馬将由さんのハモニカの歌声喫茶、今年初めての企画である爆笑漫才2組(イヌベルト、エコブロック)、民謡同好グループの百合隆会による民謡が披露された。

 子供向け体験コーナーの開かれた2階では、ダーツ、アロマポット、タブレット体験が、そして、遊びコーナーの3階では、輪投げと射的が用意され、大勢の親子連れが押し掛けた。タブレットの操作方法、アロマの取り扱い方、銃の持ち方、輪の投げ方などを指導する地元団体のみなさんは、次から次へとやってくる子どもたちの応対に大わらわ。漫才の2組は東伏見コミセンを拠点にして稽古を積む将来の成長が楽しみな漫才師の卵だそうだ。

 

絵の見方や楽しさを子どもたちと話し合う市民団体「アートみーる」の人たち

会場となった東伏見コミュニティセンター

 

 炎天の屋外では、前庭にテントを張って、商店会によるお馴染みの縁日、金魚すくい、ヨーヨー釣り、かき氷の出店が並び、どろんこ作業所が花・陶器・小物を販売。暑さをものともしない子どもたちが集まっていた。今年初めて参加という「アートみーる」はアートカード体験会を行い、子どもたちに美術作品の見方、見て感じたことを自分の言葉で表現することの大切さを教えていた。

 にこにこ祭りの名物は、行列のできる「にこにこカレー」。2階のカレー食堂で1食200円、味の美味さは定評がある。東伏見商店会の婦人部のみなさんが総出で準備し給仕する。

 午前11時過ぎから午後1時半までの間、祭りに参加した親子、更にスタッフや協力者のみなさんはみんなカレー食堂に来て食べて行く。今年は270食相当を作って完売だったそうだ。陶器や小物など一部を除いて、会場内での支払いは予め購入した20円から200円のチケットで行われるなど、ここでもキャッシュレス化が進んでいる。

 にこにこ地域祭りは、伏見通り商店会、東伏見コミュイニティセンター管理運営協議会の共催。地元活動団体、高齢者クラブ、民生委員児童委員協議会、新町地域包括支援センター、社会福祉協議会が協力して毎年8月第一日曜日に開催される。
(青山恭彦)(写真は筆者提供)

 

【関連リンク】
・ 伏見通り商店会(西東京商工会
・ 東伏見コミュイニティセンター(西東京市Web

 

【筆者略歴】
青山恭彦(あおやま・やすひこ)
兵庫県伊丹市出身。西東京市在住35年。会社退職後はNPO法人東京雑学大学、きらっとシニア倶楽部、社会福祉協議会ふれあいのまちづくり住民懇談会、地元自治会他の活動に関わり、「地域を知り、地域に貢献」を心がけている。

 

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