東久留米総合高サッカー選手が並木市長訪問 「全国大会で悲願の勝利を」

投稿者: カテゴリー: 文化 オン 2019年11月29日

「頑張るぞ!」。選手、監督を挟んで左端が並木克巳市長、右端が加藤瑞樹校長(東久留米市役所)

 第98回全国高校サッカー選手権大会東京大会(Bブロック)で優勝した東京都立東久留米総合高校のサッカー部の選手、監督らが11月28日、東久留米市役所を訪れ、並木克巳市長に東京大会優勝と全国大会出場を報告した。並木市長は「市民に夢と希望を与えてくれた。全国大会で悲願の勝利、初戦突破のため頑張ってほしい」と激励した。

 東久留米総合高校は東京大会決勝で東海大高輪台高を1-0で破り、8年ぶり3回目の全国大会出場を決めた。1回戦は12月31日、東京都北区の「味の素フィールド西が丘」で滋賀県代表の草津東高校と対戦する。東京代表のもう1校は、Aブロックを勝ち抜いた国学院大久我山高校となった。

 

東京大会を振り返り、全国大会で勝利を目指す(左から)加藤監督、下田キャプテン、岩田部長

 

 キャプテンの下田将太選手は西東京市から通う3年生。「空色のユニフォームを着て全国大会に出場する夢が叶った。はまず1勝できるように頑張りたい」と決意を語った。部長の岩田蓮太選手も3年生で東久留米市に住む。東京大会決勝は自らのシュートで勝利を決めた。「緊張して決勝は拙いプレーが多かったが、最後に決められてよかった」と振り返った。

 加藤悠監督は「東京都の大会は決勝戦も含めて4試合とも1-0の難しい試合が続いた。選手の粘りと活躍はもちろん、スタンドから応援した230人の部員の力が後押ししてくれた。関係者全員で勝ち取った優勝です」と力を込めた。

 

東京大会の優勝旗を掲げる東久留米市サッカー協会の松浦会長(右)。空色のペナントリボンに「東京都立久留米高校」の名が見える。左は加藤校長

 

 東久留米市サッカー協会の松浦友昭会長によると、壮行会は12月19日午後5時30分から成美教育文化会館(東久留米市東本町)で開く予定。

 東久留米総合高校サッカー部は全国大会にこれまで2回出場している強豪。前身校の一つ、都立久留米高校時代も2回出場した。しかし初戦敗退が続いているため「初戦突破、悲願の初勝利」を期待する声が強い。OBには日本代表、Jリーグ川崎フロンターレで活躍する中村憲剛選手のほか、国際試合のレフェリーを務めた岡田正義さんらがいる。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・男子サッカー部(東久留米総合高校
・第98回全国高校サッカー選手権大会東京大会決勝(東久留米総合高校男子サッカー部HP
・第98回全国高校サッカー選手権大会(JFA

 

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