シチズン卓球部が西東京市PR親善大使に スポーツ推進連携協定も

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙文化 オン 2020年2月22日

丸山市長(後列中央)と伊藤監督(同左)や選手たちが記念撮影

 内外の卓球大会で優勝選手を多数輩出してきたシチズン卓球部が本社所在地の西東京市とスポーツ推進連携協定を締結し、市のPR親善大使を引き受けることになった。2月21日午前、市役所で協定書を交換し、丸山浩一市長が大使任命状を伊藤誠監督に手渡した。

 シチズン時計本社は西東京市田無町6丁目にあり、卓球部も長年ここで練習してきた。丸山市長は「西東京市に関心と愛着を持ち、ご縁のある卓球部のみなさま」と述べて協定締結や任命理由に触れた。

 挨拶に立った伊藤監督は「光栄であり責任を感じています」とまずひとこと。続いて「シチズン卓球部には50年を超える歴史があり、全日本選手権に優勝し、世界選手権大会に代表選手を多数送るなどの歴史と伝統があります」とこれまでの歩みを振り返った。そのうえで「卓球を通じて西東京市をアピールするとともに、西東京市が『卓球のまち』と呼ばれるように、選手一同積極的に活動したい」と述べた。

 

協定を掲げる丸山市長(右)と伊藤監督(左)

「西東京市を『卓球のまち』に」と話すシチズン卓球部の伊藤監督

 

 西東京市の魅力について問われた伊藤監督は「都心に近く、都会と緑が共存しているところが魅力的。個人的には田無タワー(スカイタワー西東京)がシンボルです。特に夜間のライトアップの色で、翌日の天気が分かる。他市にないと思います」と話した。選手らも「緑」と「タワー」に触れていた。

 会場となったのは、新たに完成した田無第二庁舎4階会議室。丸山市長を囲んで、伊藤監督や御内健太郎主将ら選手4人がフラッシュを浴びながら撮影に臨んだ。

 シチズン卓球部のホームページによると、卓球は同社グループ唯一の「社定競技」。「企業卓球スポーツのパイオニアとして、これまでも数々の名選手を輩出し、常に日本のトップクラスとして活躍」という。最近では全日本実業団卓球選手権大会が2018年優勝、昨年は3位だった。 昨年10月の全日本卓球選手権大会(団体の部)3位、12月に開かれた日本リーグの年間王者を決める内閣総理大臣杯大会は準優勝だった。今年1月に行われた全日本卓球選手権大会でも、所属の笠原弘光選手と上村慶哉選手がペアを組んで男子ダブルスで3位、上村選手は混合ダブルスの一人として2年連続3位となるなどトップクラスの選手が揃っている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・協定締結及びPR親善大使任命報告 シチズン時計卓球部(西東京市Web
・シチズン卓球部(シチズン

 

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