西東京市議会で一般会計補正予算案(第3号)可決 ママパパ応援事業や事業者に20万円支給など決まる

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙新型コロナウイルス オン 2020年6月3日

補正予算案(第3号)に賛成の挙手

 西東京市議会(田中慶明議長)の第2回定例会が6月3日開かれ、保健婦らが妊産婦全員と面談するなど出産・育児環境を整備するママパパ応援事業や市内事業者応援資金援助事業などを盛り込み、約2億3000万円を追加して総額978億900万円とする一般会計補正予算案(第3号)が提出された。会期を6月23日までの21日間と決めたあと、予算特別委員会で補正予算案を審議、可決。本会議でも可決、成立した。

 ママパパ応援事業は、保健師や助産師ら専門職が妊産婦全員と面談して相談を受けるほか、母子健康手帳交付時に面接し、子育て用品や新型コロナウイルス対策用品を併せ「育児パッケージ」として配布。電話面接も実施するなど、安心して出産・育児を迎えられる体制を整備する。全員面談では外国籍の妊産婦も含み、通訳・翻訳のツールも導入する。予算額は5345万円。

 市内事業者応援資金援助事業は国の持続化給付金の対象から外れた商店や個人事業主が対象。(1)今年4月か5月の売り上げが昨年同期比で20%以上、50%未満(2)昨年6月から今年4月までに開業した事業者で、今年4月か5月の売り上げが開業後最大の売り上げ月に比べて20%以上減少している-などを条件に、ひと月10万円の応援資金を2ヵ月分として20万円支給する。予算規模は1億704万円。

 オンライン授業を展開するため、要保護世帯、準要保護世帯のうち、インターネット環境の整備が必要な世帯に対しタブレットやモバイルルーターを貸与する。6カ月分の通信費も市が負担する。予算額は6970万円。(既報)
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・会期内日程および付議案件(令和2年第2回定例会)(西東京市Web

 

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