木村教育長が新型コロナウイルス感染の濃厚接触者 西東京市議会は2日から7日まで休会

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙新型コロナウイルス オン 2020年9月1日

再開後の本会議に木村教育長の姿はなかった(9月1日午後4時31分)

 西東京市議会(田中慶明議長)の第3回定例会3日目の9月1日、市教育委員会の木村俊二教育長が新型コロナウイルス感染陽性者の濃厚接触者と判明して保健所から公務停止の指導を受けたことが昼の休憩中に明らかになった。このため同日午後の一般質問を延期。2日から7日まで休会とし、PCR検査などの結果を見守ることになった。

 

 この日は一般質問の2日目。午前中は3人の議員が壇上に立った。木村教育長も自席でしばしば答弁した。しかし昼の休憩を挟んで午後1時の再開予定時刻になっても暫時休憩が続いた。

 

この日の午前中、答弁に立っていた木村俊二教育長(1日午前11時05分)

 

 午後4時30分から再開された本会議で、丸山浩一市長が発言を求め、「木村教育長から自身が新型コロナウイルス感染(陽性者)の濃厚接触者と特定されたと報告があった。保健所から9月11日まで公務停止を指導された。このため議会対応は、教育長から飯島教育部長が委任を受けて進める。ご理解のほどよろしくお願いします」と述べた。

 

 田中議長が市長発言を受けて、9月2日から7日までの休会を諮り、異議なく日程変更が決まった。

 

 本会議に先立って開かれた議会運営委員会で丸山市長から同趣旨の発言があった。感染経路などには本会議と同じく触れなかった。議運委は話し合いの結果、7日までの休会で一致した。その後の対応は、8日に予定される議運委で改めて協議する。

 

 今定例会は介護保険料の天引き処理の誤りのほか、教育委員会の資料に誤りがあったことなどから、丸山市長や木村教育長らが冒頭から陳謝に追われた。それだけに、木村教育長の検査結果次第では議会運営も影響を受ける懸念があり、先行きがいっそう見通せない事態となった。
(北嶋孝)

 

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