順天堂大学練馬病院で感染者計58人に 再検査や退院患者にも陽性判明

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2020年10月9日

集団感染が発生した順天堂大学医学部附属練馬病院

 練馬区と順天堂大学医学部附属練馬病院(児島邦明院長)は10月9日、集団感染が9月末に発生した同病院でその後PCR検査を実施した結果、8日までに新たに医師1人、看護師1人、退院患者2人の陽性を確認したと発表した。今回感染が判明した4人のうち3人は、以前の検査で陰性だったが、体調不良のため再検査して陽性となった。感染者はこれで計58人に上った。

 

 同病院の報告によると、9月29日と30日の検査で陰性だった医師、看護婦らも再検査する予定。「感染源は不明ですが、飛沫、接触感染による感染拡大をきたした」としている。このため予約のない新規外来診療と新規の入院を引き続き中止している。

 

 コロナ感染で同病院はこの間、457人のPCR検査を実施。9月30日までに40人、10月2日までに10人、6日までに4人の感染を発表し、今回の4人と合わせて計58人の感染が明らかになった。内訳は医師・研修医13人、看護師・看護助手19人、技師らメディカルスタッフ3人、退院を含む患者23人となっている。同病院は「感染者は保健所の指示に従い、入院、その他の施設で隔離しています」としている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・10/9 職員における新型コロナウイルス感染症発生のご報告(第4報)(順天堂大学医学部附属練馬病院
・順天堂大学医学部附属練馬病院における新型コロナウイルス感染症の発生について(第4報)(練馬区

 

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