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子どもの絵を募ってオンライン展覧会 西東京市の子ども絵画教室が全国に呼び掛け

投稿者: カテゴリー: 子育て・教育芸術・文化 オン 2021年1月1日
オンライン展覧会のチラシ

オンライン展覧会のチラシ(クリックで拡大)

 西東京市内で絵画教室を主宰する一ノ瀬雅美さんが、webサイトの制作や運営に詳しい専門家や写真家と手を組んで、子どもの絵のオンライン展覧会を1月下旬に計画している。作品応募の締め切りは1月11日。西東京市の支援も受け、コロナ禍で影響を受けている子どもたちをアートとウェブでつなげたいと、作品応募を全国に呼び掛けている。

 

 正式名称は「アート×ウェブ『こころ ひろがる×ここで つながる』今を生きる子どもたちの展覧会」。一ノ瀬さんは子ども絵画教室「アトリエ樹乃会」を市内2ヵ所で運営。3歳児から小学校6年生までの子どもたち約30人とともに絵を描き、工作に取り組んできた。2020年はコロナ感染が広がり、3月から休校が続いた。学校が再開しても影響は消えない。遅れを取り戻そうと授業はぎっしり。宿題もどっさり。毎日が忙しい。

 

 「運動会や遠足、修学旅行や文化祭など、楽しみにしていたイベントが中止になったり縮小したり。みんなストレスを感じている雰囲気が伝わってきます」と一ノ瀬さん。「せめて絵を描く時間は自分と向き合い、心に触れる機会を持ってほしい」と考えた。「手を動かしてモノを作ると、気持ちが解き放されます。そんな体験を多くの子どもたちに共有してもらえないだろうか」。そう考えたのが、オンライン展覧会を企画する切っ掛けだった。

 

一ノ瀬雅美さん

オンライン展覧会を企画した一ノ瀬雅美さん(写真撮影:シカマキ写真館)

 

 展覧会には小学6年生までの子どもなら誰でも応募できる。描くのは、虫・鳥・魚・動物・草花・木など自然をイメージしたもので、画材やサイズは自由。本人が創作したオリジナル作品が対象となる。LINEの公式アカウント「アトリエ樹乃会」のQRコードをスマートフォンで読み取って「友だち追加」すると、スマホで撮った作品を応募できる。西東京市だけでなく、市外各地からの作品も大歓迎。すでに「静岡県からの作品が送られてきました」と言う。

 

 応募作品はすべて展示する。一ノ瀬さんは「子どもの絵には上手い下手を言わない、優劣をつけません。作品は子どもの分身ですから、一生懸命、楽しく描いた絵はみんな展示します」と話している。

 

 応募者へのプレゼントは、小寺卓矢著「森のいのち」「だって春だもん」「いっしょだよ」(アリス館)、奥修著「珪藻美術館」(福音館書店)など、自然への関心が広がる絵本や図鑑を選んだ。優劣を付けないので「当選者は抽選で決めます」。

 

 西東京市の地域情報サイト「フラリコ」を運営する株式会社「someru」代表の市瀬航平さん、地域で活躍するシカマキ写真館の佐藤真希さんと手を組んだこの企画は、西東京市の新たなビジネスモデル・経営革新チャレンジ補助金事業に決まり、心強い支援となった。

 

 応募した絵を展示する特設サイトがいま、1月下旬のオープンを目指して制作進行中。一ノ瀬さんは「多くの人たちの作品を展示して、みなさんに見てほしい。応募を待っています」と期待している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・アート×ウェブ「今を生きる子どもたちの展覧会」(アトリエ樹乃会
・一ノ瀬雅美@アトリエ樹乃会|アート×かがく×えほん(note
・someru(HP
・シカマキ写真館(HP

 

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