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ワクチン接種

ワクチン集団接種の手順を確認 小平市がシミュレーション実施

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス市政・議会 オン 2021年3月28日

 小平市は65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチン接種を前に、3月28日午前、ワクチン集団接種のシミュレーションを文化学園大学体育館(小平市上水南町3丁目)で実施し、医療従事者や市職員らが接種の手順を確認した。(写真は、ワクチン接種のシミュレーション)

 

 健康福祉部によると、市内の高齢者接種の対象者は約4万8000人で、小平市へは4月19日の週に国から2箱(975人分)のワクチンが届く予定。4月の最終週に約1000人の高齢者施設入所者から順に接種を始め、それ以外の高齢者への本格的な接種開始は5月下旬以降となる。

 

 シミュレーションに参加したのは、医師や看護師、薬剤師などの医療従事者約20人、市職員約15人、近隣の住民ボランティア約70人、医療関係者を中心とした見学者約80人。午前10時半から高齢者の住民50人が被接種者役となり、30分ごとに2グループに分かれて会場入りした。

 

ワクチン接種

シミュレーション会場(文化学園大学体育館)

 

 シミュレーションは接種までの待機や診察など実際の流れに沿って行われ、動線の確認や1人に要する時間、流れが滞留するポイント、診察・接種場所の広さなどを検証した。

 まず事前に配布した「クーポン券」(無料で接種が受けられる接種券)を持参した被接種者に対して、市職員が入り口で受け付け時に検温を実施する。健康状態などを記す「予診票」に記入漏れがないかを確認。6つのブースで医師・看護師による診察の後、4つのブースで看護師が利き腕と反対の腕に接種する。接種を受けたことを確認して「接種済証」を発行。15〜30分の経過観察を経て終了する。

 

ワクチン接種

予診票をもとに診察する

 

 被接種者役を終えた73歳の男性は「高齢者は耳が遠く、マスクをしているため声が聞き取りにくい。アナウンスは大きく丁寧にしてほしい」、79歳の女性は「予行演習だから、まだモタモタしていますね」などとそれぞれ感想を語った。

 

ワクチン接種

15〜30分の経過観察

 

 桜井健健康推進課長は「予定よりも早く手続きが進んだため、実際はもう少し人数を増やせるかもしれない。今回は多数の見学者が参加したため、スタッフとの見分けがつきにくかったと思う。今後、参加者の意見やアンケート結果を見て改良していきたい」と話した。

 

 市民の接種までの手続きは、優先順位に応じて市からクーポン券が届いたら、市報やホームページで自分の接種時期と接種場所を確認して電話やインターネットで予約したうえ、クーポン券と身分証明書(健康保険証や運転免許証など)、予診票を持参する。接種場所は医療機関での個別接種と、施設での集団接種の両方で可能となる。
(片岡義博)

 

【参考情報】
・新型コロナウイルスワクチン接種(小平市

 

【筆者略歴】
 片岡義博(かたおか・よしひろ)
 1962年生まれ。共同通信社文化部記者として演劇、論壇などを担当。2007年フリーに。2009年から全国52新聞社と共同通信のウェブサイト「47NEWS」で「新刊レビュー」を連載。小平市在住。

 

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