ペットボトル回収機

セブン-イレブンでペットボトル回収 西東京市内の27店舗 持続可能な資源循環へ

投稿者: カテゴリー: 環境・災害 オン 2021年11月29日

 西東京市内のセブン-イレブン27店舗にペットボトル回収機を設置し、使用済みのペットボトルを再びペットボトルに再生、利用する「ボトル to ボトル」の取り組みが11月18日から始まった。行政と企業が協力して、持続可能な資源循環を図る試み。多摩地域26市のうち東大和市、小平市、八王子市に続いて西東京市が4市目となる。(写真は、店頭に設置されたペットボトル回収機)

 店頭に設置された回収機は高さ1.1メートル、幅65センチ、奥行き50センチのボックス型。キャップやラベルを取り去り、きれいになったペットボトルを入れる。累計5本になると、電子マネー「nanaco」に1ポイント加算される仕組み。集まったボトルは週3回、西東京市清掃事業協同組合6社と東多摩再生資源化事業協同組合3社の計9社が回収し、リサイクル業者に運ばれる。

 

ペットボトル回収機

投函したペットボトルは機内で平に潰される。回収後にビニール袋を取り替え

ペットボトル回収機

投入口。左のモニターが操作方法を説明する(いずれも保谷ひばりが丘北2丁目店)

 

 回収機を設置したのは市内36店舗の内27店舗。そのうちの一つ、セブン-イレブン保谷ひばりが丘北2丁目店は、駐車場に面した店舗西側に回収機を設置した。オーナーの玉井英勝さんは「本社からお知らせがあったとき、とてもいいことなので賛同しました」と言う。セブン-イレブン側が回収機を事前に据え付け、協定締結の18日午後2時から運用を開始した。「回収機のメンテは、投入口を毎日掃除してビニール袋を交換するほかは、電気代がかかるぐらいかな。ペットボトルは業者が回収します。取扱説明書は英語版もありました」と話していた。

 西東京市とセブン-イレブン・ジャパンは2016年12月に「地域活性化包括連携協定」を締結。今回はその環境対策条項を具体化する形で「資源循環」の個別協定を締結した。セブン-イレブン・ジャパンの持株会社セブン&アイ・ホールディングス広報によると、行政と連携してペットボトル回収機を設置したのは多摩地域では4例目、全国で13例目となり、設置店舗は10月末で995店になる。回収したペットボトルを100%使ったリサイクル品を原材料に、すでに完全循環型ペットボトルを世界で初めて商品化しているという。

 

リサイクル循環図

市独自の圧縮梱包工程で運搬効率を高め、環境負荷低減を図る(西東京市提供)

 

 今回の取り組みを進めた市ゴミ減量推進課の菱川勝也課長は「回収機の設置が、ペットボトルなどプラスチック容器類のごみ排出量にどう影響するかまだ分かりませんが、コロナ禍で家庭ゴミは増える傾向にあります。今回は使い終わったペットボトルが新たに生まれ変わることを意識し、リサイクルに能動的に取り組んでもらえたらうれしい」と話して、資源循環への関心が高まることを期待していた。
(北嶋孝)(写真は筆者撮影)

 

【関連情報】
・11月18日 ペットボトル回収機(西東京市
・西東京市でペットボトル回収事業スタート! 次世代につなぐ、持続可能な資源循環を目指して(セブン-イレブン・ジャパン
・お客さまとともに「プラスチック対策」-レジ袋削減、ペットボトル回収機の設置とリサイクル推進、「世界初!完全循環型ペットボトル」、ゴミ箱を店内へ設置し、分別を促進(セブン-イレブン・ジャパン

 

北嶋孝
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