「健康」中心に計画案 「緑道公園」市民懇談会

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙環境・災害 オン 2015年7月12日

 新しい公園の計画を市民参加で考えようと「(仮称)ひばりが丘三丁目緑道公園」 第2回市民懇談会が[2015年]7月11日(土)、西東京いこいの森公園パークセンターで開かれた。

 「緑道公園」は面積が約2600㎡だが、ひばりが丘団地南側に予定されている「(仮称)第10中学校」をコの字に取り囲む、文字通りの「緑道」型。いわゆる公園部分はそれほど多くない。

 

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公園計画図(当日配布資料から)(クリックすると拡大)

「第10中学校」と「緑道公園」予定地。撮影=ひばりタイムス 禁無断転載

「第10中学校」と「緑道公園」予定地はフェンスの向こう側(撮影=筆者)

 

 この日は、6月14日に開かれた第1回の要望や意見をまとめた2案が示された。参加者が話し合った結果、「健康」をコンセプトに健康遊具などを配置した上で、通路をまっすぐにした素案を基本とする方向にまとまった。10月をめどに基本プランを練り上げ、懇談会であらためて話し合う予定。

 話し合いから多くの課題が見えてきた。学校の周囲に出来るので「校門、校舎、校庭の位置や植栽との調整が大事」「境界は見晴らしよく出来ないか」「公園の維持管理で協力が得られないか」「公園の通路を部活の生徒が走るかも」など学校との関係を重視する意見が目立った。

 公園の花の手入れなどをしている参加者が「見栄えだけで花壇をあれこれ作ってもあとの手入れが大変」などのアドバイスも。ほかに「木陰スペースを設けたい」「シンボルツリーを」「禁止事項を少なく、伸び伸び楽しめる公園に」などの意見が出た。

 問題になったのは自転車と犬の散歩だった。
 駐輪場を設けると公園スペースが狭くなり、目的外利用も懸念される。しかし置くスペースがなくて道路に放置されても困る。対応策が可能かどうか検討することになった。「犬の散歩」問題は、犬ではなく飼い主のマナー問題。「犬の連れ込みを止めてもらいたい」という意見も出るほどだった。「しつけ教室やビラまきをしたらグッとよくなった」などの経験も紹介され、利用ルール作りの必要が話し合われた。

 懇談会はひばりが丘、谷戸地区などの住民のほか、市のみどり公園課職員、環境デザインを担当する設計事務所スタッフも交えて約2時間、活発に意見が交わされた。
(北嶋孝)

 

【問い合わせ】
・みどり環境部みどり公園課 電話042-438-4045

 

【関連情報】
・ひばりが丘さくらの道公園(西東京市Web

 

 

北嶋孝
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