小平市で高齢者層の感染比率が増加 連日、児童の陽性確認相次ぐ
小平市は2月22日、市内で新たに発生した新型コロナウイルス感染者数を159人(20日時点)と発表した。連日、市立小学校や認可保育施設での児童の感染発表が続くとともに、高齢者層の感染者の比率が増加傾向にある。(図表は、1月1日から2月13日時点までの新規感染者。市報「こだいら」より転載)
東京都の感染者数は減少傾向にあるが、小平市の新規感染者数は2月14日時点の89人を除き、1月26日から3桁台が続き、おおむね130〜180人台を推移している。最多記録は2月5日時点の219人。
小平市が22日発表した感染者の発生件数は、市立小学校で9件(児童計17人、教職員3人)、市内の認可保育施設で5件(児童計5人、教職員1人)。感染者が発生した学級の臨時休業と自宅待機が続いている。このほか子ども広場に勤務する委託事業者従業員1人の陽性が確認された。
年代別患者数の1週間ごとの推移を見ると、小学生以下の若年層を中心とした新規感染者が圧倒的に多いが、2月に入って60歳以上の高齢者層が9%(1月31日〜2月6日)、12%(2月7〜13日)、14%(14〜20日)と増加していることがわかる。
2月15日までのワクチン接種状況は、3回目の接種済みが対象者の約19%。年代別の接種率は、60代が29%、70代56%、80代60%、90代49%となっている。
(片岡義博)
【関連情報】
・市内の患者数・患者情報(小平市)
・市内の発生情報(小平市)
・小平市の新型コロナウイルスワクチン接種の状況(小平市)
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