発送作業

学習塾「稲門寺子屋」や同好会など活発な活動を紹介、会員のエッセイも充実 「西東京稲門会設立20周年記念誌」刊行!

投稿者: カテゴリー: 暮らし子育て・教育文化 オン 2022年7月8日
20年記念誌

設立20年記念誌の表紙(クリックで拡大)

 早稲田大学卒業生らでつくる「西東京稲門会」は、西東京市の誕生とともに旧田無、保谷の両稲門会が合併、スタートしました。その歩みをたどる「設立20周年記念誌」がこのほど完成。詳細な年表、「稲門寺子屋西東京」などの地域貢献活動、多芸多才な会員のエッセイなどを盛り込んだ内容を編集委員の野口みどりさんが報告します。(編集部)(写真は、発送作業に取り組むボランティア会員たち)

 

 この6月1日、西東京稲門会によって「設立20周年記念誌」(120ページ)が発行されました。稲門会とは早稲田大学卒業生の同窓会組織で、西東京稲門会は西東京市の誕生直後の2001年春、田無稲門会と保谷稲門会が合併してできました。

 記念誌は設立20年目の2021年3月刊行予定で、19年から編集会議なども開かれていましたが、20年に入るとコロナの緊急事態宣言発令。大学からも活動の休止の呼びかけがあり、すべてSTOP!

 本格的に再始動がかかったのは21年春だったか。刊行も22年6月に延期。会員たちにエッセイ執筆の依頼もスタートしましたが、会員たちもコロナで仮眠状態だったのか、なかなか原稿が集まらず。80編を予定していたのに年末までに集まったのは30数編。22年の新年会で受付や檀上で呼びかけたりして、結局、2月中旬までに52編。さらに追加募集の声もありましたが、原稿が比較的長いものが多くて、内容も充実しているのでこれでGO!

 

記念誌

完成した「設立20年記念誌」

 

 エッセイの冒頭の章は「早稲田大学と私」。エッセイ担当の私は、実は在学中は授業にはほとんど出ず、部活も少々、早慶戦には行ったこともないという早稲田知らず。最初は原稿を読んでも早稲田魂とか愛校心にナニガナンダカでしたが、読んでいるうちに徐々に理解できるようになり、卒後〇十年にしてようやく母校のなんたるかを少しは理解できたような。

 その他の章も、「西東京稲門会」「趣味」「海外旅行」「思い出」「仕事」「オピニオン」「未来へ」など多彩で、会員たちの多芸多才ぶりがうかがわれます。

 また活発に活動する「ワセスポを愛する会」「ゴルフ同好会」「観劇の会」「カラオケ」など18の同好会や、地域貢献活動として行われている無料の学習塾「稲門寺子屋西東京」や結婚相談室「いなほ会」の紹介、それに写真で構成したイベント・アルバムなど読み応え&見応えがある内容が詰まっています。

 印刷は従来の印刷屋さんによるものではなく、ネットを通じて入稿する“通販型印刷”。いわば入稿一発勝負(?)みたいなもので、入稿したら校正はまずできないので心配しましたが、入稿前に多くの会員たちが校正に関わってくれたので大変助かりました。

 皆様も是非、ご覧くださいと言いたいところなのですが、市販はされないので、稲門会の会員の方から借りて読んでいただければ…あるいは、稲門会に入会されれば記念に贈呈しますので、早大卒業生の方はこれを機に是非、ご入会ください!
(野口みどり)(写真は筆者提供)

 

【関連情報】
・西東京稲門会 入会のお誘い(西東京稲門会)(ここに連絡先も記載されています)

 

野口みどりさん

写真は筆者

【筆者略歴】
 野口みどり(のぐち・みどり)
 フリーライター&エディター。横浜→ブラジル→八王子→(武蔵高校入学を機に)西東京。早大卒後は映画会社勤務を経て世界旅行に。海外旅行雑誌や英語教育誌などに携わる。カラオケ仲間を求め4年前に西東京稲門会に。「西東京設立20周年記念誌」編集委員。

 

(Visited 836 times, 1 visits today)

学習塾「稲門寺子屋」や同好会など活発な活動を紹介、会員のエッセイも充実 「西東京稲門会設立20周年記念誌」刊行!」への6件のフィードバック

  1. 高椅  隆門
    1

    西東京稲門会設立20周年記念誌」(私もちょっとだけ校正を手伝いました)の記事は野口みどりさんご報告の通り、コロナに翻弄され、期限が迫る中、大ラストスパートをかけてメンバー総出で仕上げたものです。短期間の集中力のなせる業で、拙速に走ることなく充実した中身の濃い内容に仕上がりました。大変面白く、一読する価値は十分にあります。

    • 野口みどり
      2

      早速のコメント、ありがとうございました! 校正はなんどもしつっこくお願いしまして、どうもすみません&お応えいただきまして、感謝、感謝!!!
      では、またカラオケで~♪

  2. 辻 直邦
    3

    紆余曲折を経て発行された記念誌、形となって出来上がって見ると内容も充実した素晴らしいものでした。編集、校正に携われたスタッフの皆さんの尽力に深く感謝します。地域に密着した多芸多才な会員相互の交流は絶えることなく今後も続いていくことでしょう。未入会の方はこの機会に是非入会し、この記念誌を手に入れて欲しいと願っています。

  3. 野口みどり
    4

    コメント、ありがとうございました!
    本誌作成中も、なにかとご協力いただきましてThanks!
    本当にこれを機に御入会してくださる方がおられたら、どんなにうれしいでしょう!

  4. 5

    コロナ巣籠もりを活用して、記念誌をひもといています。前回、すなわち10周年記念誌の時には自分も編集に参加しましたが、今回はお手伝いはしませんでした。まさに、10年1日の如しです。

  5. 野口みどり
    6

    倉島さま
    コメント、大変、ありがとうございました!
    倉島さまといえば、エッセイで石材の輸入の話を書かれた方ですね。
    こんなすごいお仕事をされていた方がいたのかと驚いたものです。
    10周年記念誌の編集に参加されていたとは…。
    20周年記念誌、楽しんでいただけると嬉しいです!

高椅  隆門 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA