小平市が「ピースロード北多摩2021」後援を取り消し
小平市は8月31日、2021年8月に開催されたイベント「PEACE ROAD北多摩2021」の後援名義使用の承認を取り消したと発表した。
市の後援名義使用に関する要綱によると、承認基準は「事業内容が小平市の施策の推進に寄与すると認められるものであり、広く市民を対象とするもの」。ただし「事業が公序良俗に反するもの、その他社会的な非難を受けるおそれがあるもの」は承認しないとしている。今回の決定はこの条項に該当すると判断した。
自転車で地域を走るピースロードは2013年から各地で開催されてきたが、小平市が走行ルートに入ったのは2021年から。イベントを推進するNGO団体が安倍元首相狙撃事件で浮上した宗教団体と関連する疑いが生じたことで各自治体で後援取り消しが相次ぎ、西東京市も8月29日、2020年と2021年の後援取り消しを決めた。
(片岡義博)
【関連情報】
・後援名義使用の承認取消しについて(小平市)
・ピースロード2021(PEACE ROAD in Japan)
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