中央図書館のデータベース専用席にぎわう 西東京市で初、印刷も可能

投稿者: カテゴリー: 文化・娯楽 オン 2022年9月9日

 西東京市の中央図書館に設けられたデータベース(DB)専用席が7月に運用開始となって2ヵ月余り。百科事典や語学辞書、新聞や官報、国会図書館資料など7種類のデータベースを最短でも1時間利用できる上、調査結果の印刷も可能になった。夏休みの子ども向けのイベントに活用するなど周知、利用に力を入れている。

 

データベース専用席

中央図書館に設けられたデータベース専用席

 

 あらたにお目見えした専用席で、利用できるデータベースは7種類。「日本大百科全書」「日本国語大辞典」「情報・知識イミダス」などがそろう「ジャパンナレッジ」、現行法規や判例など法律情報の総合データベース「D1-Law.com」のほか、官報情報検索サービス、国立国会図書館デジタル化資料送信サービスも使える。経済・企業情報は「日経テレコン21」、一般新聞情報は「朝日新聞クロスサーチ」も備えている。

 使用は1人1時間単位。次に待つ人がいなければ延長も出来る。図書カードがあれば市民ならだれでも無料で利用可能。年齢制限なし。学校の宿題でも自由研究でもじっくり取り組めて、就職情報も調べられる。結果は印刷可能。印刷は有料でコピーと同じように、モノクロは1枚10円、カラーは50円(A3版は80円)となっている。

 この7~8月は、DB専用席を活用した夏休みの自由研究応援企画が実施された。自分の生まれた日に起きた出来事をDBで調べ、印刷した記事を貼り込んで自分だけの「誕生日新聞」を作る試み。7月末から8月末まで6回に参加したのは計40組60人に上る。

 8月中旬、4回目の「誕生日新聞」企画に親子連れで参加した向台町の父親(45)は「妻が調べて教えてくれた」と小学生の姉弟と一緒にやってきた。図書館員のアドバイスを受け、子どもたちは新聞社のDBを使ってそれぞれの誕生日の出来事を検索、印刷していた。

 

誕生日新聞

データベースで誕生日の記事を調べる

誕生日新聞

(クリックで拡大)

 

 7月から8月末までDB専用席の利用者は19人。誕生日新聞企画を合わせると計79人となる。中央図書館の前澤美咲さんは「新たに設けた専用席は、これまでよりデータベースの内容も拡充し、印刷も出来るようになった。大勢の市民の方々に利用していただきたい。図書館のレファレンス業務にも活用したい」と話していた。

 DBの利用はこれまで、中央図書館はじめ、保谷駅前、ひばりが丘、柳沢の各図書館のインターネット端末で可能だった。しかしDBの種類が限られたり印刷できなかったりしたため、印刷可で専門的に調べたいとの声が出ていたという。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・中央図書館にデータベース専用席ができました(西東京市図書館

 

北嶋孝
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