1輪咲いていた節分草 下保谷特別地区の野草園で【Photo歳時記】
節分の日の2月3日、この日にちなんでセツブンソウ(節分草)を見ようと、自宅近くの野草園に出かけた。野草園は、西武池袋線保谷駅北口から歩いて約5分、西東京市の下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)の中にある。
お目当ての節分草は、花が咲き終わったり、つぼみだったりしたのがほとんどだったが、かろうじて1輪咲いているのに出合えた。上向きに咲く花なのに、この花はややうつ向き加減のため花全体を見られなかったのは残念。
つぼみの株が相当数あるので、1週間は花を楽しめそう。節分草の他には、フクジュソウ(福寿草)、カワヅザクラ(河津桜)、ロウバイなどが咲いていた。
屋敷林保存会(堤順子会長、会員60人)の20人ほどが、屋敷林の春の手入れで、落葉や枯れ枝集め、竹の間引きなどに精を出していた。
保存会の人たちの行き届いた手入れで、1.1ヘクタールもある屋敷林は、日光がたっぷり差し込み、明るく開放的で、まさに癒しの空間になっている。
竹林のすがすがしい美しさには目を見張った。健康な竹林を維持していくには「竹を伐るのは今が最適。人が傘を差して歩いても竹に当たらない程度に間引く」(堤会長)とのこと。
屋敷林全体の次の一般開放日は2月16日 (木)正午~午後4時。3月26日(日)はイベントを予定。野草園は毎週金曜日の10時から12時の午前中に開放、受け付けは11時30分までとなっている。
(鈴木信幸)(写真は筆者撮影)
【関連情報】
・屋敷林へようこそ(ランドブレイン株式会社)
・下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)(西東京市)
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