
大友直人さんがタクト振る 西東京ジュニアオーケストラ10周年演奏会
設立から10周年を迎えた「西東京ジュニア・ユースオーケストラ」が[2016年]7月18日、保谷こもれびホールで記念コンサートを開いた。子どもたちを10年間指導、指揮してきた西森光信さんが6月に心不全で急逝し、世界で活躍する指揮者の大友直人さんが代役となり、追悼の意を込めてタクトを振った(写真)。約600席のメインホールを埋めた聴衆がオーケストラの演奏に熱い拍手を送った。
団員をサポートする音楽家など約50人が演奏した。
曲目はモーツァルト「ディヴェルティメント k.136」、J.シュトラウス「美しく青きドナウ」、ベートーヴェン「交響曲第5番 運命」の3曲。西森さんが団員と練習してきたプログラムだった。
演奏が終わった後、指揮者の大友さんが、受け取った花束を、舞台でバイオリンを演奏していた西森さんの妻、高橋令子さんに贈ると、会場では涙ぐむ人の姿もあった。アンコールで「ラデツキー行進曲」が始まると客席から手拍子が沸き起こり、やがてホール全体が大きな拍手に包まれた。
(柿本珠枝)(写真は筆者提供)
【関連情報】
・西東京ジュニア・ユースオーケストラ>>
Latest posts by 柿本珠枝 (see all)
- 「親の世代がもっと投票へ」 武蔵野女子学院の新有権者ら選挙を語る - 2018年12月19日
- 「柳沢みんなの文化祭」 2日間で630人来場 - 2018年12月11日
- 田無アスタのイルミネーション点灯式 ゴールドの光の道を演出 - 2018年11月24日
(Visited 1,401 times, 1 visits today)