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診てもらうなら今のうち? 武蔵野徳州会病院オープン3ヵ月

By in 健康・福祉 on 2015年8月27日
オープン3カ月の武蔵野徳州会病院待合室。撮影=筆者 禁無断転載

オープン3カ月の武蔵野徳州会病院の外来待合室。撮影=筆者 禁無断転載

 今年6月に西東京市向台町の旧石川島播磨重工業跡地に武蔵野徳洲会病院がオープンしてほぼ3カ月。知名度はまだ低く外来の患者が少ないため、診察のみの場合、受付から帰宅まで1時間半程度の所要時間でスムーズに受診できる状態だ。そのためじっくり診察もしてもらえるという。

 武蔵野徳洲会病院には、人間ドック・健診を含めた23の診療科がある。全体の外来患者数の1日平均は60人~70人、最大で100人程度。このうち7割が内科、次いで外科や小児科と続く。内科は風邪などさまざま診察、外科は消化器を中心に軽い外傷の患者が多く、小児科は腹痛や発熱などの症状で受診する、飛び込みの新患が多い。

 同病院によると、午前8時30分の受付開始から、診察を終えて院内処方で薬をもらい会計を済ませても、10時頃には病院を出られるという。診察時間も初診の患者には特に時間をかけて診ることができる。

 病院のベッド数は210床で現在入院患者数は100人程度。来年4月には満床を目指しており医療態勢を整える準備をしている。現在は医師16人から17人、看護師約80人だが、2倍以上に増やす目標を設定した。

 救急車搬入件数は、現在1日7件から10件程度で、朝方と夕方から深夜にかけて集中している。西東京市内以外に、東久留米市、武蔵野市、調布市など近隣市からも搬入されている。救急指定は現在東京都に申請中で今年の12月1日から指定を受けられる予定。これにより、都の救急受け入れ病院の一覧に病院名が載り、今後搬入件数が増えることが見込まれる。

 西東京市内の救急搬送件数は年間約1万件。この内半数は1件目の病院で受け入れを断れているため、今後の同病院には地域救急医療の一翼を担うことが期待されている。

 

武蔵野徳州会病院

武蔵野徳州会病院(2015年5月撮影)禁無断転載

 

 武蔵野徳洲会病院では、現在、先着200人を対象に、期間限定「簡易人間ドック割引キャンペーン」を9月まで行っている。通常3万円のところ2万1000円で受けられる。検査の内容は、医師診察、身体計測、視力、聴力、眼底、眼圧、血圧心電図、胸部レントゲン、胃部X線、尿・便検査、血液検査(血算・脂質・肝機能・血糖・尿酸・腎機能、膵機能・炎症反応・肝炎検査)。

 10月からは毎月20回程度、院内1階ロビーで無料の医療講座を開く。専門医師による病気の知識、事務部門からは病院のかかり方、医療費の成り立ちや上手な使い方などのお得情報、検査部門からは各種検査の紹介、その他、栄養や薬の飲み方などの講座も予定されている。

 武蔵野徳洲会病院地域連携室の齊藤義憲さんは「入院、外来ともに患者さまの数も順調に増えています。今後は医師の数を増やし、循環器など専門的治療を充実させ、地域医療に貢献する病院作りを直実に進めたい」と話している。
(柿本珠枝)

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

【関連リンク】
・武蔵野徳州会病院 >>


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