総額649億4500万円で前年比4.9%増 小平市の一般会計予算案

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2018年2月12日

2018年度予算案を発表する小林正則市長(小平市役所)

 小平市の2018年度一般会計予算案は小学校の増改築や西武線の小平駅北口、小川駅西口地区再開発などを盛り込み、前年度比4.9%増で過去最大規模の649億4500万円となった。4つの特別会計を合わせた予算総額は1031億2200万円で、前年度比0.3%減だった。小林正則市長が2月8日の記者会見で明らかにした。

 歳入は法人市民税、固定資産税の減で、市民税が前年度比0.3%だった。地方交付税は1億9000万円増だったが、財源不足を補うため臨時財政対策債などを含む市債が32億3780万円と前年の倍を超える119.6%増となった。

 主な事業には、教育関係で第五小、花小金井小の増改築や学童クラブの新設、学校給食センターの建て替え、市民総合体育館第一体育室の空調設備の設置工事などが盛り込まれている。環境面で2019年度の実施に向けて家庭ごみ有料化のカレンダー作成、戸別収集の調査に入る。空き家対策の計画策定を進めるほか、市民活動ポータルサイトや市民活動人材バンクを新たにつくり、市民参加と協働を推進する。都市基盤整備では、小平駅北口と小川駅西口地区再開発の推進に力を注ぐ。
 歳出では人件費、扶助費など義務的経費が54.5%だった。
(北嶋孝)

 

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・平成30年度予算(小平市

 

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