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過去最大規模の620億4000万円 小平市の2016年度一般会計予算案

By in 市政・議会 on 2016年2月11日

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 小平市は2月5日、2016年度の当初予算案を発表した。一般会計予算案の総額は、過去最大規模の620億4000万円で、15年度に比べ3.2%増。一般会計に国民健康保険や介護保険など4つの特別会計を合わせると、1031億300万円で3.0%増となった。

 小林正則市長は、任期満了まで残り1年となる2016年度を、施策ごとに掲げた目標達成の年と位置付けており、残された諸課題に取り組む、としている。

 力を入れる施策は、次世代の育成、安全・安心、快適なまちづくりなど。
 次世代の育成で注目されるのは「認可保育園の新設」。来年度に私立保育園4園を開園。これにより定員が280人増加する。委託費など含め事業費は5億5494万6000円。また、「出会いの創出」では、市内の企業や大学などに呼びかけ、若い世代の交流を継続的に実施する。内容は検討中だが、ダンスパーティーなどを視野に入れている。「特定健康診査の受診率の向上」では、個別健診を受診していない人を対象に健康センターで集団健診を行う。人間ドックを国内どこの医療機関で受診しても補助が受けられるようにする。

 安心・安全で目を引く事業は「市内の空き家等の実態調査の実施」。空き家の適正管理を目的に市内の空き家等の数、状態、倒壊の恐れがある特定空き家の所有者の意向などの調査を行い、市のデータベースの更新を行う。

 快適なまちづくりでは、「用水路親水整備・保全事業の実施」。小川用水(小平神明宮付近、旧仲町公民館跡地北側)の親水整備など行う。

 歳入では、大手市内企業の移転により法人市民税が15年度に比べ0.5%減となっており、こうした財源不足は市の貯金にあたる基金や市の借金にあたる市債などで補てんする。市債残高は2004年度をピークに減少しており、2016年度も国などからの借り入れ見込み額より市債の償還見込み額が上回るため、15年度末市債現在高見込額より8億円減少し、284億円となる。また地方交付税は、市税の減少や保育園運営費を含む扶助費の増などにより15年度に比べ62.6%増の見込みだ。

 歳出では、小学校増築・大規模改造工事や市立保育園舎建築補助の増などにより15年度に比べ約2億3000万円、8.0%増となった。

 新年度予算案は、2月23日から始まる2016年度小平市議会3月定例会に提出される。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・小平市平成28年度予算(案)の概要について(2016年2月8日、小平市HP
・西東京市平成28年度予算要求の概要(2015年12月28日、西東京市Web

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

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