東伏見駅前に縄文モニュメント 「しーた」と「のーや」ら案内

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙暮らし オン 2018年3月27日

東伏見駅南口メーンモニュメント

 西東京市の国史跡「下野谷遺跡」のキャラクター「しーた」と「のーや」などのモニュメントが3月25日、西武新宿線東伏見駅周辺から下野谷遺跡公園まで4基設置され、青空の下除幕式が行われた。同市はこの遺跡を活用して、地域の魅力向上や新たな賑わいを創出しようと取り組んでいる。

 モニュメントは、高さ約1mの台座の上に23 ~35 cm のブロンズ像が立てられている。同駅南口ロータリーには、弓を持つしーたと土器を持つのーやの他、父親の「ぎん」と母親の「あん」の計4人が並んでいる。台座には縄文中期の下野谷村の歴史などを紹介する音声ガイドが内蔵され、手回し発電すると、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で対応する。

 

南口階段下のしーた

下野谷遺跡を案内するのーや(南口)

東伏見北口モニュメント

 

 その他、南口駅階段下には、しーたが1基。ロータリー先、遺跡公園に向かう途中には、のーやが案内人の役を果たしている。また北口階段下には、しーたとのーや、土器のモニュメントが設置された。

 除幕式には、地元商店街や市民など約40人が参加した。冒頭、丸山浩一西東京市長は、「下野谷遺跡をどう保存し、次世代につなげ、市の財産として地域活性につなげていくか考えています。点ではなく面にしていきたい」。続いて、木村俊二同市教育委員会教育長が、「担当として、下野谷遺跡の文化的な価値を全国へ発信したい。遺跡が市民、特に子どもたちの財産になるよう責任をもって進めていきたい」とそれぞれ挨拶した。

 

除幕式で挨拶する丸山浩一市長

モニュメント台座内蔵の音声ガイドを聞くじょうもんず

 

 地元の地域型スポーツクラブ「ココスポ東伏見」で結成した子どもユニット「ココスポじょうもんず」などが、モニュメントの幕を外すと、下野谷村のしーたやのーやなど温かい家族の笑顔が現れた。

 式典終了後、モニュメントの前で「わあ、かわいい」と立ち止まる人も多く、「目の高さにあるから顔がよく見えて、親しみを感じるわ」と話す人や、「この先に遺跡公園があるのよ」と教えてくれる人もいた。

 この日は、東伏見駅近くにある地域活性化拠点「東伏見ふれあいプラザ」で、出土土器などを展示解説する特別展示会も開かれた。モニュメントのモデルになった、他地域との交流が見られるなど、下野谷遺跡を象徴する土器などが展示されていた。また、実物大の竪穴式住居内の家族のようすをプリントしたタペストリーが壁一面に広がっていた。

 社会教育課学芸員の亀田直美さんは、「モニュメントは、親子・人との繋がり、他地域との交流がテーマです。土器の作り方から、縄文時代ここは、遠い地域の人たちとの交流があった場所だということが分かります。多くの方に知ってほしい」と話した。

 プラザ前の通りには、東伏見商栄会の協力で、下野谷遺跡を紹介する街灯フラッグが風になびいていた。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・祝! 下野谷遺跡 国史跡指定 最新情報!(西東京市Web

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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