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中学校の「道徳」教科書決まる 東京書籍「新しい道徳」に

By in 市政・議会, 子育て・教育 on 2018年7月25日

来年4月から使われることになった東京書籍「新しい道徳」

 西東京市教育委員会(木村俊二教育長)は7月24日、来年の2019年度に使用する中学校「道徳」科の教科書に東京書籍の「新しい道徳」(1~3)を採択した。2年間使用する。小学校ではこれまで使ってきた各教科の教科書を来年度も使い、再来年の2020年度から新指導要領に切り替わる新しい教科書をあらためて検討することにした。

 「道徳」は8社の教科書を取り上げた。校長、保護者、市民で構成する「中学校教科図書採択資料作成委員会」が、現場の教員らでつくる「調査部会」とともに5月から検討を重ねた。6月には市内の中央図書館、ひばりが丘図書館など4ヵ所で見本本の展示会を開いてアンケートを求めたら、52人から意見が寄せられた。これらを踏まえて7月、各社教科書の特徴などをまとめた報告書を作成した。

 教育委員が討議のなかで具体的に取り上げたのは、東京書籍と光村図書の教科書だった。「東京書籍(の教科書)は生徒の作文をよく使い、生徒に近い立場」「光村図書は多くの題材を盛り込んでいるが、現場で使いこなせるか。東京書籍は生命尊重や情報モラルなど今日的課題を丁寧に取り上げている。採択したい」「東京書籍は冒頭の見開きで、広々した写真に詩を配置し、新しいイメージ。いじめなども文だけでなく漫画を載せるなど取り上げ方も新しい」「東京書籍と光村図書の2社に絞った。子どもが取り組みやすいのは東京書籍だ」など、東京書籍の教科書を押す声が多かった。

 「光村図書が優れていると思う」と話した委員も「東京書籍は自己評価欄があり、どちらが選ばれても異存ない」と述べた。

 木村教育長が趨勢を汲んで「東京書籍を採択してはどうか」と提案。採決の結果、全員が賛成した。

 

中学校「道徳」教科書は8社が検討された。右手前が採択された東京書籍「新しい道徳」

 

 小学校の「道徳」を除く11教科の現行教科書は、4年の使用期間が2018年度で終わる。今回、もう1年継続使用することにしたのは、新学習指導要領に基づく教科書が2020年度から使われるため。教科書会社も2019年度用の教科書は作っていないという。20年度から使う教科書は来年、あらためて検討することになった。小学校の「道徳」教科書は昨年、学研教育みらい「みんなの道徳」が採択されている。
 市内の小中学校特別支援学級の各教科書も決まった。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・平成30年度から使用する市立小学校教科用図書が採択されました(西東京市Web
・平成27年度使用市立小学校教科用図書の採択について(西東京市Web
・平成28年度から使用する市立中学校教科用図書が採択されました(西東京市Web

 

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