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ウッドデザイン賞「奨励賞」 「自由学園男子部80年の木の学び」

By in 子育て・教育, みどり-環境 on 2018年12月11日

賞状を手に記念撮影。右から赤池学審査委員長、更科幸一自由学園男子部長、高等科3年重村隼翼君、中等科1年石上大輔君、高等科3年中畝健登君、ミス日本みどりの女神

 木の良さと木の価値の再発見を掲げる「ウッドデザイン賞2018」の授賞式が12月6日、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた。応募393点のなかで、東久留米市にある自由学園男子部の「80年の木の学び」が奨励賞(審査委員長賞)を受賞した。

 この賞は、木によって暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰するために2015年に設けられた。4回目の今年は全国から集まった393点の応募作品のうち、「自由学園男子部80年の木の学び」が上位25点に選ばれ、木を使って人の心を豊かに、身体を健やかにする「ハートフルデザイン部門」で奨励賞に決まった。

 

賞状を受け取る高等科3年中畝健登君

日本最大級の環境展示会「エコプロ2018」内のブースに、自由学園の机と椅子、パネルが展示された(東京ビッグサイト)

 

 自由学園男子部(中等科・高等科)は1935年に創設された。「生活即教育」の理念に基づき、当初から「実学」を推進。新入生は自分の学習机と椅子を自分たちで作ってきた。

 1950年からは高等科生が名栗(埼玉県飯能市)で植林活動を開始。最近は、生徒が育てたスギが本格的に利用できるようになった。長年続けてきたこれらの活動を通じて、環境と生活のつながりを考える「木の学び」を実践している。

 審査委員のコメントはこれらの点を評価し、「先輩たちが埼玉県飯能市の学校林に植えたスギを代々に渡って生徒が山に入り手入れをしてきた。高校2年生が山から伐りだし加工した木材を使って、中学1年が教室で使うための木製の机と椅子を自分で作り、高校3年の卒業まで6年間使う取り組みを続けている。生徒たちの『木の学び』を大切にする、継続的な取り組みに好感が持てる」としている。
(北嶋孝)(写真:いずれも自由学園提供)

 

【関連リンク】
・ウッドデザイン賞2018 最優秀賞、優秀賞、奨励賞(ウッドデザイン、PDF: 2.6MB
・ウッドデザイン賞2018 「奨励賞」受賞 「自由学園男子部80年の木の学び」(自由学園

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