西東京市立ひばりが丘中学校の新校舎竣工式
西東京市ひばりが丘3丁目に建設された市立ひばりが丘中学校の新校舎竣工式が1月19日、関係者約90人が参列して真新しい体育館で行われた。
挨拶に立った丸山浩一市長は多くの関係者の協力に感謝した後、旧校舎建て替え予定の中原小学校が仮校舎として、新校舎を2年間使用することに触れ、「効率的な使用で、中原小の仮校舎建設費用を削減出来た」と指摘。「田無第二中学校との近接問題の解消や通学区域の整備につなげられた」と述べた。
丸山市長はその後、昨年10月に施行された西東京市子ども条例を取り上げ、「この条例はすべての子どもが健やかに育つ環境を整え、子どもに優しいまちづくりを進めるために制定された。この学び舎もその一端を担い、次世代を担う大切な人材として子どもたちが社会に出る日を楽しみにしたい」と話した。
来賓の小幡勝己市議会議長は「新校舎は開放感があり、木の温もりもある。子どもたちが伸び伸びと学べる素晴らしい教育環境ができた」などと祝辞を述べた。その後、衆議院議員の松本洋平氏と末松義規氏、東京都議会議員の石毛茂氏と桐山ひとみ氏が挨拶した。
新校舎はひばりが丘団地の一角にあり、地上3階建ての鉄筋コンクリート一部鉄骨造。敷地は約1万平方メートル、延べ床面積は約4600平方メートル。避難施設となるため太陽光発電装置や災害用のトイレなども設置された。校庭は現在整備中で、3月中に工事完了予定。
(北嶋孝)
【関連リンク】
・ひばりが丘中学校新校舎 12月に完成へ!(「西東京の教育」第83号、2018年11月15日発行)
・ひばりが丘中学校建替協議会(西東京市Web)
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