ひばりヶ丘駅北口駅前広場が交通開放 バスやタクシーの乗り入れ始まる
西東京市の西武池袋線ひばりヶ丘駅北口駅前広場の交通開放が3月16日午後2時から始まった。駅前広場に通じる都市計画道路3・4・21号線(ひばりヶ丘駅北口線)の車止めが時間通り外されると、タクシーやバスが次々に広場に乗り入れ、待っていた乗客を乗せて出発した。
乗り入れに先立って午前11時から来賓ら関係者約30人が集まり、開通式が行われた。西東京市の丸山浩一市長は「北口のエレベーターやエスカレーターなどバリアフリー化は昨年春に終わった。今度の道路と広場の完成は、まちの賑わいだけでなく、まちの防災にもつながる。ひばりヶ丘駅は1日の乗降客が7万2000人余り。ポテンシャルが高く、ますます地域の発展に寄与すると期待している」と述べた。
北口線や駅前広場の事業は2008年から始まった。西東京市議会の田中慶明(のりあき)議長は、ひばりヶ丘駅周辺のまちづくりを議会で度々取り上げてきた地元出身。挨拶の中で「長い間要望してきた者として、この日を迎えて感無量です。交通広場と3・4・21号線の完成、交通開放が、地域発展の礎となることを願っています」と述べた。
このあと、隣接する新座市の並木傑(まさる)市長、衆議院議員の松本洋平氏と末松義規氏、都会議員の石毛茂氏と桐山ひとみ氏が祝辞を述べ、テープカットに臨んだ。
(北嶋孝)
【関連リンク】
・ひばりヶ丘駅北口線開通式典開催(西東京市Web)
・3月16日 ひばりヶ丘駅北口ロータリー完成に伴う停留所移設・新設、ダイヤ改正(西武バス、PDF:340KB)
(Visited 2,268 times, 1 visits today)