7月2日から多摩六都科学館で東久留米ウィーク 好評の「0歳からのプラネタリウム」も

投稿者: カテゴリー: 文化 オン 2019年6月30日

チラシ表(クリックで拡大)

 多摩六都科学館が7月2日から7日まで「東久留米ウィーク」を開く。幻の小麦ともいわれた「柳久保小麦」で作ったうどんなどのほか、市の特産品や工芸品を紹介、販売する。東久留米市に在住、在学、在勤者の入館料は半額とし、7日は西武池袋線東久留米駅西口から無料のシャトルバスを運行。乳幼児を連れて見られる「0歳からのプラネタリウム」は7月3日限定で実施する。

 この期間中のプラネタリウムは「月を目指した人びと-アポロ計画から50年」を予定。同市の「まろにえホール」から見える映像で始まる東久留米仕様となる。この一般向けとは別に、大人向けの特別編は7月3日に投影する。東久留米出身のアーティスト大小島真木おおこじままきさんの「星座絵」も2階特設コーナーで展示し、地元・南沢氷川神社の天井画も紹介する。

 「食と農の体験会」は7月6日の開催。近くの農園の温室やガーデンを訪れ、柳久保小麦の話も聞く。その麦わらで、フィンランドの伝統工芸品ヒンメリを作るミニ教室も開かれる。そのほか特産のフルーツから作るジャムなどを販売する。

チラシ裏(クリックで拡大)

 7月3日に開かれる「0歳からのプラネタリウム」は、5月の「東村山ウィーク」期間中に続く2回目。「おしゃべりしても泣いてもOK」とうたい、0歳から3歳の乳幼児と一緒に、安心して見られるのが特徴。同館広報担当の安倍覚子さんは「東村山ウィーク期間中に開かれたのは5月22日、水曜日でしたが、定員234人が満席でした。平日にプラネタリウムが満席になったのは、科学館が開館して25年間で初めて」と話していた。

 多摩六都科学館は現在、東村山市、東久留米市、清瀬市、小平市、西東京市の5市が運営している参加体験型の科学館。今年3月で開館25周年を迎えた。各市の「ウィーク」企画は今後順次開かれる。

 通常の入館料は大人500円、小人(4歳〜高校生)200円だが、期間中は東久留米市民らの入館料は、居住地、学校、勤務地の証明書などを提示すれば半額になる。プラネタリウムの観覧料は別で、大人500円、小人200円。0歳~3歳は無料。イベントや投影時間、シャトルバスの時刻表など詳細は同館ホームページに掲載されている。連絡・問い合わせは、多摩六都科学館(電話:042-469-6100)。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・7/2(火)~7(日) 東久留米ウィーク(多摩六都科学館
・0歳からのプラネタリウム(多摩六都科学館

 

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