小平の四季を写した写真展 「ルネフォトコンテスト」応募の101点
「小平の四季と市民のくらし」をテーマにした「第26回ルネフォトコンテスト」(小平市文化振興財団など主催)への応募作101点を展示した写真展が3月20日、ルネこだいらの2階展示室で始まった。この日予定されていた表彰式と講評会は新型コロナウイルスの影響で中止となった。
小平の季節を感じさせる風景や祭事を撮影した56人の101点から金賞(賞金3万円)に選ばれたのは、小平神明宮の神輿の宮出しを撮影した斎藤力さんの「早朝の宮出し」。写真パネルには「全体を俯瞰的に捉えることにより、人々の表情や動作が明瞭に表現され、掛け声までもが聞こえてきます」などと講評が添えられている。
銀賞(賞金2万円)は小林弘樹さんが玉川上水(中央公園付近)で撮影した「仲よしニッコニコ・水かがみ」と、徳田茂さんが中央公園で撮影した「行く秋」。会場に来ていた小林さんは「雨上がりの夕暮れ、水鏡が美しく思わず撮影しました。2度目の入選です。講評をいただけるのがうれしいですね」と話していた。
このほか銅賞(賞金1万円)2人、努力賞2人、佳作7人が選ばれた。入場無料で3月26日まで開催している。
(片岡義博)
【関連情報】
・第26回ルネフォトコンテスト審査結果発表(ルネこだいら)
【筆者略歴】
片岡義博(かたおか・よしひろ)
1962年生まれ。共同通信社文化部記者として演劇、論壇などを担当。2007年フリーに。2009年から全国52新聞社と共同通信のウェブサイト「47NEWS」で「新刊レビュー」を連載。著書に『文章のそうじ術』(言視舎)など。小平市在住。
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