練馬光が丘病院で新型コロナウイルス感染 看護師7人、入院患者2人の計9人
練馬区の練馬光が丘病院(光定誠病院長)で4月20日までに、看護師7人、入院患者2人の計9人が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになった。18日から外来診療、新規入院受け入れ、救急受け入れを中止。感染源とみられる病棟を消毒し、関係者のPCR検査を実施する。練馬区と練馬光が丘病院が21日に発表した。
練馬区と同病院によると、看護師1人が感染したと分かったのが17日。翌18日に外来、診療や面会なども中止。その後看護師6人、入院患者2人の感染も判明した。このため所属の2階西病棟の入院患者や看護師ら計79人のPCR検査を実施し、結果が分かるまで看護師らは自宅待機となった。
病院側はすでに当該病棟を消毒し、今後は念のため、院内全てを速やかに消毒するとしている。
練馬区は「事実経過などの公表は病院が行うが、区民への影響を考慮して区も概要を公表する」として発表した。
同病院は公益社団法人地域医療振興協会が運営する全国59施設の一つ。内科、総合救急診療科(総合診療部門、救急部門、集中治療部門)、循環器内科、小児科など29診療科があり、病床数は342床の総合病院で、基幹型臨床研修病院指定施設となっている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・新型コロナウイルスに関しての患者様への重要なお知らせ(練馬光が丘病院)
・練馬光が丘病院における新型コロナウイルス感染症の発生について(第2報)(練馬区)
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