西東京市の公共施設再開の流れ公表 図書貸し出し、公園、会議室など先行
西東京市は5月26日、緊急事態宣言の解除を受け、これまで休止していた公共施設を順次再開すると発表した。施設利用の「新ルール」の下、感染対策を講じた上で「速やかに再開」するのは、図書館の貸し出しサービス、公園のボール広場や複合遊具施設、各種会議室、多目的室などとしている。
解除後「おおむね1週間程度後」に再開するのは、文化施設、プールやトレーニングを除くスポーツ施設のほか、図書館と公民館は制限付きで開館する。
「2週間から3週間程度経過後」に再開するのは、学校の校庭、高齢者施設での創作活動などを挙げている。
「4週間程度経過後」は、学校の体育館、運動に使う多目的知るなど。その後、高齢者施設の運動、障害者施設、調理室・入浴室、コーラスなどに使う多目的室などとしている。
今後、施設のほか、市主催行事も一定の利用制限を設けた上で再開するとし、具体的に決定次第随時知らせる、としている。
同時に、「新しい生活様式」に基づく西東京市公共施設の「利用基準」も公表した。
それによると、公共施設の貸し館や屋外利用施設で「換気の悪い密閉空間、多くの人が密集している、互いに手を伸ばしたら届く距離で会話や発生する」などを避けることを前提とした上で、(1)窓がなかったり換気ができなかったりする施設は利用を認めない(2)利用人数は、利用可能人数の5割以下(3)飲食を伴う利用は当面認めない(4)利用の際の身体的距離はできる限り2メートル(最低1メートル)-などとなっている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・緊急事態宣言解除後の西東京市公共施設再開の流れ(西東京市Web)
(Visited 895 times, 1 visits today)