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中学校に「学習等サポーター」配置 コロナ後の生徒たちを支える 大学生や社会人ら地域の人材を活用

 西東京市の小中学校は6月1日から再開した。新型コロナウイルス感染症の影響による長期休業が続いたため、特に中学校は受験をめざす3年生、入学式を5日に控える新入生らの不安は消えていない。西東京市で新たに誕生した「学習等サポーター」制度はこういう不安を解消し、学習・生活環境を支援する役割が期待されている。

 市教育委員会によると、学習等サポーターは学校ごとに決まるけれど、おおむね1校2人程度。教員志望の大学生や社会経験を積んだ大人など、教員免許がなくても地域の人材活用を進める。狙いは学習・生活環境の充実と安定。中学3年では授業が分からないとき相談できる、教員の補助者の役割を主に想定。1、2年では学校生活の不安などの相談に乗り、学習に集中できる環境づくりをねらう。

 5月末の西東京市議会臨時会で、「地域教育協力者謝金」として約770万円の報償費を盛り込んだ一般会計補正予算案が可決し、制度が本決まりとなった。

 市教委は「教員以外に、質問や相談のできる大人が授業や休み時間に教室にいると、生徒の安心につながる」として、今年度中に市内の全9校に学習サポーターが配置されるよう支援する方針だ。

 西東京市の小学校には学習支援員制度があり、隣接の小平市にも小学校にティーチングアシスタント制度がある。しかし市教委の担当者は「中学校で年間を通じて、生徒たちの生活や学習を地域の人材が支援する制度は珍しいのではないか」と話している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・中学校学習等サポーターの拡充(PDF:112KB)(西東京市Web

 

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