西東京市議会の傍聴再開 マスク着用など感染対策を要請
西東京市議会(田中慶明議長)は6月3日から開く第2回定例会で、3月から続けていた傍聴自粛要請を解き、コロナ対策への協力をお願いした上で、市民らの傍聴を再開することにした。2日に開いた議会運営委員会(保谷七緒美委員長)で決まった。
傍聴希望者は受付窓口で「傍聴届」を提出する際、(1)検温し、発熱などの風邪症状がない(2)マスク着用(3)手指を消毒する-の3項目のほか、「今後2週間以内に新型コロナウイルス感染が判明した場合は議会事務局までご連絡ください」との項目にチェックを入れて確認する。対応が必要な場合は、議会事務局が体温計や予備のマスクなどを用意。発熱や咳などの症状がある場合は傍聴を遠慮するようお願いするという。
議員も事務局作成のチェックシートで検温や発熱を各自で確認することになった。
議場でも議員同士の間隔を開けるため、採決時以外は傍聴席の出席や議員控え室での参加を認め、本会議場には発言用の特別席を設ける。
西東京市議会のネット中継は本会議、常任委員会で実施している。予算、決算などの特別委員会のネット中継はない。
(北嶋孝)
【関連情報】
・市議会傍聴の再開について(西東京市Web)
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