追加納付3万1600人、還付1万400人 介護保険料の年金天引き処理の誤りで
西東京市は8月21日、介護保険料の特別徴収(年金からの天引き)処理の誤りの内訳と差額を発表した。影響を受ける4万2000人のうち、追加納付になるのは約3万1600人、約4600万円となり、還付は約1万400人、5700万円に上る。
影響を受ける各人に対し、8月27日に「お知らせ」を送付してお詫びするとともに、追加納付か還付かなどを連絡する。還付の人には9月末に通知書を発送予定。追加納付の場合は10月末に納付書を発送する予定となっている。
今回のケースは、市が年金機構に対し、誤った介護保険料の特別徴収額を通知したことが原因だった。このため8月分の年金からの天引き額と市が送った納入通知書記載の保険料額に差が生じた。西東京市で特別徴収対象の約4万5000人のうち、4万2000人が影響を受けることになった。8月13日に処理ミスを公表し、対象人数を明らかにしていた。
高齢者支援課は「今後このような誤りが起きないように処理手順書を見直し、システム処理時に複数確認を徹底して再発防止に努める」としている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・令和2年8月分の介護保険料の特別徴収(年金からの天引き)処理の誤りについて(第2報)(西東京市Web)
・令和2年8月分の介護保険料特別徴収(年金からの天引き)処理の誤りについて(西東京市Web)
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追加納付額と還付額に誤りがあり、訂正しました。併せて追加、補足して記事を整理しました。(北嶋孝)