介護保険料の年金天引き額に誤り 西東京市の約4万2000人に影響
西東京市は8月13日、年金から天引きされる8月分の介護保険料特別徴収額と、市が7月に送った納入通知書記載の保険料額に差が生じることが分かったと発表した。対象となるのは約4万2000件。市から日本年金機構に誤った特別徴収額を通知したためとお詫びしたうえで、対象者にはあらためて詳細を通知する、としている。
高齢者支援課によると、介護保険の第1号被保険者(65歳以上)は市内に約4万8000人。そのうち4万5000人が年金から天引きで保険料を納めている。市の処理の誤りによって影響を受けるのはこのうち4万2000人、特別徴収対象者の約93%に及ぶ。
年金振込予定日は偶数月の15日が原則だが、土日祝日と重なる場合はその前日となる。このため8月分の振り込みは8月14日となっていた。
同課介護保険担当は「大変ご迷惑をお掛けします。差額には多い場合も少ない場合もあり、現在調査中です。出来るだけ早く、対象となった本人に詳細をあらためて通知します」と話している。
(北嶋孝)
【関連情報】
・令和2年8月分の介護保険料特別徴収(年金からの天引き)処理の誤りについて(西東京市Web)
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