練馬光が丘病院で新年に患者、医師ら8人感染 クラスターは計45人に
新型コロナウイルスのクラスター(集団感染者)が再発した練馬光が丘病院(練馬区光が丘2丁目、光定誠院長)は1月4日、元旦から3日にかけて、感染が起きた病棟に入院中の患者2人、担当の医師1人、看護師5人の計8人が新型コロナウイルスの検査で陽性と判明したと発表した。12月31日に患者3人、看護師2人の陽性も明らかになっており、これで感染者は計45人になった。
同病院によると、12月26日に入院患者4人の感染が確認され、12月28日に感染患者と接触の可能性のある186人のPCR検査を実施した。その結果、同じ病棟に入院中の患者3人、看護師2人の計5人の陽性が判明。29日と30日に実施した63人のPCR検査はすべて陰性となっていたが、年明けに新たな感染が分かった。
これまでの感染者45人の内訳は患者21人、医師6人、看護師・看護助手15人、技師ら2人、事務員1人。同病院は昨年4~5月に入院患者ら57人が感染、患者7人が死亡している。
同病院は感染判明後、新規外来診療や入院受け入れを休止している。
(北嶋孝)
【関連情報】
・当院における新型コロナウイルス感染症の発生について(第3 報)(2021年1月4日)(練馬光が丘病院)
・当院における新型コロナウイルス感染症の発生について(第2報)(12月31日)(練馬光が丘病院)
・当院における新型コロナウイルス感染症の発生について(12月28日)(練馬光が丘病院)
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