小平市の保育園や学校、病院で感染 8月1日に最多数を記録

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2021年8月6日

 新型コロナウイルスの感染者が全国的に急増する中で、小平市でも各組織で感染者が相次いでいる。1日に発生した患者数も若年層中心に激増している。

 

 小平市は8月5日、市立保育園に勤務する職員1人が感染したことを確認した。2日まで勤務し、帰宅後発熱して4日にPCR検査で陽性が判明した。同じく4日には公民館に勤務する職員1人と庁舎に勤務する職員1人の感染が分かった。いずれも濃厚接触者については確認中。3日には市立小学校の教職員1人、2日には市立学童クラブに勤務する職員1人の感染を確認するなど、8月に入って感染者の発表が続いている。

 

 また小平市の国立精神・神経医療研究センター病院(NCNP病院)は4日、職員2人の感染を発表。職員の行動履歴から外来・入院患者への感染リスクは極めて少ないとして診療は通常通り行っている。武蔵野美術大学も4日、学生1人の感染を発表した。

 

 小平市内では8月1日、新たに発生した患者数が48人と最多数を記録し、以後、35人、30人、32人と高水準のまま推移している。8月1日時点の療養状況は入院中32人、宿泊療養14人、自宅療養81人、調整中66人と自宅療養者が4割強を占める。7月26日〜8月1日の1週間の患者を年代別に見ると、総計161人のうち19歳以下が25人、20歳代が55人、30歳代が33人と若年層が7割を占めている。
(片岡義博)

 

【参考情報】
・職員の新型コロナウイルス感染について(令和3年8月5日) (小平市
・市内の発生情報(小平市
・新型コロナウイルス感染者の発生について(NCNP病院
・新型コロナウイルス感染症罹患者の発生について(8月4日現在)(武蔵野美術大学
・市内の患者数・患者情報(小平市

 

片岡義博
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