西東京市の「市民まつり」今年も中止 近隣最大級のイベントが3年連続
毎年11月に開かれてきた西東京市の「市民まつり」が今年も中止される。3月14日の西東京市議会予算特別委員会で、文化振興課の堀智子課長が中村駿(すぐる)氏(共産)の質問に答えて明らかになった。新型コロナウイルス感染の影響で、近隣地域で最大級のベントが3年連続開かれないことになった。(第19回市民まつりの入口風景。2019年11月)
昨年12月末に、市民まつり実行委員会役員と市側の話し合いによって中止が決まったという。年末はコロナウイルス感染の終息が見えない時期。堀課長は「大規模な催しにはさまざまな制約や制限、対応が求められる。実行しても『市民まつり』の目的を達成できない。中止もやむを得ないとの結論に達した」と答えた。審議中の2022年度一般会計予算案に、市民まつり事業費は計上されていない。
西東京市民まつりは、保谷市と田無市が合併、西東京市が誕生した2001年以来、毎年11月第2週の土曜日と日曜日に開かれてきた。最近は200を超える団体が参加して近隣から10万人以上が集まる大規模な催しとなっていた。
(北嶋孝)
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