オミクロン対応ワクチン、インフルエンザ予防ワクチンの接種進める 西東京市議会が一般会計補正予算案7号、8号など可決 安倍元首相の国葬中止を求める意見書は否決
西東京市議会は9月14日、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン接種事業費などを盛り込んだ一般会計補正予算案(第7号)や季節性インフルエンザワクチン予防接種の無償化に伴う補正予算案(第8号)、国民健康保険特別会計などの補正予算案、市職員の定年延長に伴う関連条例改正案など、市提出の20議案をいずれも可決した。予算・決算特別委員会のネット中継を求める陳情は趣旨採択となったが、緑町(旧東大農場開発地区)の環境保全に関する陳情などは賛成少数で不採択となった。
議員提出議案の子育て支援の財源確保、学校給食無償化の両意見書は全会一致で可決。安倍元首相の国葬中止を求める意見書は賛成少数で否決した。
補正予算案7号、8号の可決で西東京市の一般会計予算は総額858億2000万円となった。
市提出議案のうち、個人番号の利用に関する条例改正案は賛成多数、ほかは全会一致(挙手全員)だった。個人番号条例改正に反対したのは共産3人、森輝雄氏(無所属)の計4人だった。
国葬中止意見書に賛成したのは計11人(共産3、立憲2、生活者ネット2、小峰和美、森輝雄、納田里織、田村広行)。自民(10人)、公明(5人)は反対だった。
(北嶋孝)
【関連情報】
・令和4年度一般会計(西東京市Web)
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