いじめ防止条例、ひばりが丘公民館「分室」化条例改正など成立

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2015年12月17日
西東京市議会

西東京市議会第4回定例会(禁無断転載)

 西東京市議会第4回定例会は最終日となる12月17日の本会議で、いじめ防止対策推進条例案や、ひばりが丘公民館を「分室」にして分館長を引き揚げる公民館条例改正案、国のマイナンバー制度に基づく個人番号の利用に関する条例案などを可決した。
 前回議会から継続審議となっていた「ひばりが丘公民館の分館存続に関する陳情」は、「分室」化条例が成立したため不採択。中央図書館・田無公民館、市民会館の3館合築複合化計画に反対する請願1件、陳情4件はいずれも継続審議となった。

 ひばりが丘公民館の「分室」化条例案は文教厚生委員会で可否同数となり、委員長裁決で可決されるなど議論が分かれた。この日の賛成討論が坂井かずひこ議員(民主改革フォーラム)1人だったのに対し、反対討論には大竹あつ子(共産党)、小峰和美(統一会派みらい)、かとう涼子(生活者ネットワーク)、納田さおり(無所属)、森てるお(無所属)の5議員が立って、公民館活動が人材を育て、地域のネットワークづくりにこれからも欠かせない、正規職員(分館長)を引き上げるべきではないなどと述べた。分館長が引き揚げる来年4月以降は、再雇用の非常勤職員が配置される予定。

 

ひばりが丘公民館

「分室」化が決まったひばりが丘公民館

 

 そのほか今定例会で可決された主な議案は次の通り。
・選挙年齢を18歳に引き下げるための選挙システム改修費などを盛り込んだ2015年度一般会計補正予算
・一般職職員の給料月額を480円(0.12%)引き上げ、特別給(賞与)は0.10月分引き上げて4.30月とする給与改正条例
・西東京いこいの森公園などの指定管理者の指定について
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・ひばりが丘公民館の分館存続に関する陳情(陳情第20号

 

 

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