東久留米市が熊本地震の募金活動
東久留米市は4月19日から熊本地震の被災者支援のため、西武池袋線東久留米駅前で街頭募金活動を始めた。初日の19日は午後6時過ぎから、市職員有志約15人が西口など3箇所に分かれ、募金箱を持って被災者支援を呼び掛けた。21日までの3日間、続ける。
同市秘書広報課によると、このほか市役所本庁舎や3箇所の地域センターに募金箱を設置した。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届ける。5年前の東日本大震災の際も市職員が街頭に立つなど、義援金募集活動をしたという。
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東久留米市の熊本地震街頭募金活動2日目の20日夕、並木克巳市長ら市職員が前日に引き続いて西武池袋線東久留米駅頭に立った。
午後6時ごろから駅西口、東口、北口に分かれて募金を呼び掛けた。
「こちらは東久留米市です。熊本地震の被災者支援のため募金をお願いしています」「市民のみなさまのご協力をお願いします…」。各所数人ずつ。プラカードをかざしながらる声を上げる職員もいた。
電車が到着するたびに、降りてくる人たちが次々に募金箱に近づく。特に、並木市長が立った東口は、市長の募金箱に人が集まる。背広にネクタイ姿の年輩男性、止めたタクシーからわざわざ駆けつけた運転手、若い女性も階段を降りてきて市長の前に立った。
並木市長は「小さなお子さんから高齢の方まで年齢を問わず寄付していただきました。市民のみなさんのご協力に感謝します。明21日も募金に立ちますよ」と話していた。
(北嶋孝)
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