無理せずエコな暮らし アースデイフェア in 西東京
楽しみながら環境について考え行動する、アースデイフェアin西東京〝みんなで創ろう!考えよう!子供・環境・未来″が5月15日、西東京いこいの森公園で開かれた。環境まちづくりNPOエコメッセ西東京など33団体が参加して自然環境改善への行動喚起をした。(写真は、ソーラークッカーで沸かしたお湯でお茶を試飲)
アースデイは、環境啓発に関する世界的なイベントで、日本では1990年から始まり、西東京市内では10回以上開催している。
15日、新緑がまぶしい会場で目をひいたのは、「環境まちづくりNPOエコメッセ西東京」の展示ブース。ソーラークッカーでお湯を沸かしたり、小型ソーラーパネルの紹介やお茶わんリサイクルやのほか、廃油の回収なども行っていた。
環境まちづくりNPOエコメッセは、2001年、生活クラブ組合員のメンバーらが立ち上げたのをきっかけに、都内各所で環境に関心をもつ人たちが、リユースショップを経営し、売り上げを活動資金として環境活動を行っている。西東京市内では、田無町にあるショップ「水・緑・木地」が2007年9月に設立された。家庭で不要になった衣類や食器などの販売、再生可能エネルギー利用の活用、東日本大震災被災地支援などを行っている。
ソーラークッカーは、太陽の熱でお湯が沸かせる太陽熱調理器。熱伝導率の高い黒色のやかんがのせられ、日差しが強くなると中の水はみるみる沸騰し、熱々のお茶をふるまうことができた。試飲した人たちは「あっ、熱い」と驚きの表情をみせていた。
ソーラーパネル1枚とバッテリーなどがセットになったミニソーラーシステムも展示。家電の電源として使える。以前購入した人の話では、電動自転車や携帯電話の充電は十分に賄えるという。
お茶わんリサイクルでは、田無のごみ問題を考える「じゃがいもの会」などと協力して、来場者が持参した不要な食器などを均一30円で販売。売り上げは、岐阜県多治見市の窯元で新しい食器に再生してもらうための送料に充てる。当日は同会などが保管している廃食器、大型段ボール13箱分が事前に用意されていた。
環境に関する市民団体の代表を歴任する池田干城さんによると、陶器を不燃処理すると1トンあたり約5万円費用がかかり、さらに高額の収集費用も加算される。市民が回収、窯元にリサイクル依頼すればほぼ無料でできるため、より良い環境活動になるという。
「環境まちづくりNPOエコメッセ西東京」代表の板垣洋子さんは、「環境への負荷は、ちょっとした心がけや工夫で減らすことができます。無理せずエコな暮らしにチャレンジしてほしい」と訴えていた。
同フェアでは、のこぎりで丸太を切ったりするネーチャートライアスロンや、会場に隣接する東大生態調和農学機構副機構長の二宮正士教授による講演会「豊かな日本の食をさらに豊かに」なども行われた。
(柿本珠枝)(写真は筆者提供)
【関連情報】
・アースデイフェアin西東京(Twitter、X)
・環境まちづくりNPOエコメッセ西東京店(HP)
- 「親の世代がもっと投票へ」 武蔵野女子学院の新有権者ら選挙を語る - 2018年12月19日
- 「柳沢みんなの文化祭」 2日間で630人来場 - 2018年12月11日
- 田無アスタのイルミネーション点灯式 ゴールドの光の道を演出 - 2018年11月24日
















