東京五輪の感動を子どもたちへ 小平市が基金を創設
小平市の小林正則市長は、12月20日に開いた定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、市内の小中学生が競技を観戦するための「小平市東京オリンピック・パラリンピック子ども夢・未来基金」を創設したと明らかにした。
この取り組みは、今年4月に4期目の当選を果たした小林市長が選挙公約に掲げた事業のひとつ。市内在住の小学校5年生から中学校3年生の希望者、約7500人を対象として考えている。
今年度から3年間、毎年2500万円を基金に積み、2020年度の一般会計2500万円を合わせた計1億円を事業費とする。観戦チケット代や会場への送迎バス代に充てる予定。
同市の文化スポーツ課によると、どの競技を観戦するかなどは、五輪の大会スケジュールが定まってから決めるという。観戦する競技会場は今のところ調布市にある東京スタジアムを想定している。
小林市長は会見で「小学校5年生のときに東京オリンピックをテレビで見て、感動しました。実際に生でみたらもっと感動すると思う。子どもたちに将来の夢を育んでもらいたい」と語っていた。
(柿本珠枝)
Latest posts by 柿本珠枝 (see all)
- 「親の世代がもっと投票へ」 武蔵野女子学院の新有権者ら選挙を語る - 2018年12月19日
- 「柳沢みんなの文化祭」 2日間で630人来場 - 2018年12月11日
- 田無アスタのイルミネーション点灯式 ゴールドの光の道を演出 - 2018年11月24日
(Visited 409 times, 1 visits today)