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江戸東京たてもの園で「東京大茶話会」 子供や外国人も茶席を体験

By in 歴史・伝統 on 2018年10月15日

伊達家の門の前で催された野点

 誰でも気軽に茶道を体験できる「東京大茶会2018」が10月13、14日、都立小金井公園内の江戸東京たてもの園(東京都小金井市桜町3丁目)で開催された。日ごろ茶道になじみのない子供や外国人を含む初心者が雰囲気たっぷりの日本家屋で茶席を楽しんだ。

 日本の伝統文化を国内外へ広く伝えようと、東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が2008年から毎年秋に開催。江戸東京たてもの園と浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)の2会場に茶道の各流派が集まり、過去10回で約19万人が来場した。

 江戸東京たてもの園は江戸時代から昭和中期までの歴史的建造物30棟を移築・展示している。格調高い総栂普請(そうつがぶしん)の高橋是清邸など3棟で本格的な茶会が開かれ、屋外では緑に囲まれて野点(のだて)が催された。

 英語の解説付きで茶の湯を楽しむ「WELCOME!英語で楽しむ茶席」は、江戸時代の茅葺き農家「綱島家」で開かれ、終了後も熱心に講師に質問する外国人参加者の姿も。

 

熱心に茶器を見る外国人の参加者

 

 やはり茅葺き家屋の「八王子千人同心組頭の家」では、茶道の作法を学べる「子供のための茶道教室」を開催。かしこまっていた子供たちも教室が終わると、「苦かった」「疲れた」「もう一度やってみたい」と口々に感想を言い合っていた。

 

茶道の作法を学ぶ子供たち

高橋是清邸で開かれた茶席

 

 各催しは午前から夕方までそれぞれ計7〜12回開かれ、茶会期間中は入場無料とあって20〜50人の定員がたちまち埋まる盛況ぶりだった。

 10月20、21日には浜離宮恩賜庭園で開催され、箏や小唄の演奏、歌舞伎や書道のワークショップ、外国人向けの華道体験や着物着付け体験が催される予定。
(片岡義博)

 

【関連リンク】
・東京大茶話会(HP
・ 江戸東京たてもの園(HP

 

【筆者略歴】
 片岡義博(かたおか・よしひろ)
 1962年生まれ。共同通信社記者から2007年フリーに。小平市在住。嘉悦大学非常勤講師(現代社会とメディア)。

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